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10月 10, 2018の投稿を表示しています

コンプライ・オア・エクスプレイン開示のコンプライアンス

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コンプライ・オア・エクスプレイン開示のコンプライアンス : ■要旨 コーポレートガバナンス・コードの導入から3年余りが経過したが、コード原則の実施状況について、企業がコンプライ(実施)と開示しているものの、形式的な対応にとどまり、実質的な取組にまで至っていないというケースが一部あるようだ。それ自体にコンプライアンス上の懸念があるのは勿論だが、公器たる上場企業が公式書類において利害関係者をたばかるような開示を行っているとすれば、コンプライアンス精神という最も重要な会社財産を毀損していることになるだろう。 ■目次 1――コンプライの実態 2――実態と開示の乖離は何が問題なのか 3――会社が失う大切なもの コーポレートガバナンス・コード(以下、コード)は原則主義を採用する。原則主義とは、抽象的で大掴みな原則について、形式的な文言・記載にとらわれることなく、その趣旨・精神に照らして真に適切か否かを各自が判断して行動する手法である。同時にコードは、コンプライ・オア・エクスプレイン方式を導入し、会社が個別事情に照らして遵守(コンプライ)することが適切でないと考える原則があれば、それを「実施しない理由」を説明(エクスプレイン)することにより、一部の原則を実施しないことを許容する。いずれの手法も、形式に堕すことなく、自ら考えて実質を追求できるようにする知恵である。では、上場企業がコードに臨む姿勢は実際どうなっているのだろうか(図表1)。コードは法的拘束力がない「ソフト・ロー」とはいえ、一つの規範(有価証券上場規程の別表)である。企業はまず極力、各原則を実施することを基本としながら、コンプライ・オア・エクスプレイン方式に則り実情に即した取組を進めようとしていることがうかがえる。しかしその一方で、28%の企業が、実質が伴わないにも関わらず、形式的な取組をもってコンプライと表明している実態を明らかにしている。ただこの約3割という水準も、企業担当者が経産省のアンケートに対し実情を「真摯に」回答した割合に過ぎず、実際には同様のケースがさらに多く存在するのかもしれない。 では、2018年6月のコード改訂で改めて必要性が強調された経営者の後継者計画(コード補充原則4-1③)でその実態を見てみよう。2017年7月時点(東証調べ)では、「取締役会による後継者計画の監督」について実...

[みずほリポート]新しいみずほマクロモデル(MMM)の開発と応用~量的・質的金融緩和の再検証~(PDF/766KB)

[みずほリポート]新しいみずほマクロモデル(MMM)の開発と応用~量的・質的金融緩和の再検証~(PDF/766KB) :

[緊急リポート]安倍政権の今後の政策課題~アベノミクスの総仕上げからポスト・アベノミクスへ~(PDF/1.24MB)

[緊急リポート]安倍政権の今後の政策課題~アベノミクスの総仕上げからポスト・アベノミクスへ~(PDF/1.24MB) :

【東南アジア経済】ASEANの貿易統計(10月号)~輸出は電気電子製品が鈍化して一桁成長まで低下

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【東南アジア経済】ASEANの貿易統計(10月号)~輸出は電気電子製品が鈍化して一桁成長まで低下 : 18年8月のASEAN主要6カ国の輸出(ドル建て通関ベース)は前年同月比7.8%増となり、前月(同13.0%増)から低下した(図表1)。輸出は海外経済の持続的拡大や一次産品の価格上昇が全体を押し上げて堅調に推移しているが、スマートフォン需要の減速などから昨年に比べて増勢が鈍化してきている。米国発の貿易摩擦の影響はまだ表面化していないが、輸出の減速傾向が今後強まる恐れがある。 ASEAN5カ国の仕向け地別の輸出動向を見ると、8月は東アジア向け(同5.9%増)と北米向け(同5.3%増)が鈍化、EU向け(同1.9%減)が昨年4月ぶりのマイナスとなった(図表2)。一方、東南アジア向け(同21.2%増)は好調に推移して、明暗の分かれる結果となった。タイの18年8月の輸出額は前年同月比6.7%増(前月:同8.3%増)と低下した。輸出の基調は、海外経済の回復を背景に自動車・部品や石油製品などの主要工業製品を中心に堅調に拡大しているが、電子機器と家電製品などは昨年ほどの勢いがなく、輸出の増勢は緩やかに鈍化している。一方、輸入額は前年同月比22.8%増(前月:同10.5%増)と大きく上昇した結果、貿易収支は5.9億ドルの赤字となり、前月から0.7億ドル悪化した(図表3)。 輸出を品目別に見ると、全体の約8割を占める主要工業製品は同5.8%増(前月:同7.7%増)と低下した(図表4)。工業製品の内訳を見ると、石油化学製品(同18.7%増)や自動車・部品(同16.4%増)、機械・装置(同13.6%増)など総じて好調だったが、主力の電子機器(同5.3%増)が鈍化したほか、家電製品(同1.2%減)も低調だった。また鉱業・燃料は同39.4%増(前月:同45.5%増)と、石油製品を中心に13ヵ月連続の二桁増となった。農産品・加工品は同4.1%増(前月:同3.2%増)と上昇した。コメ(同9.1%増)とゴム製品(同5.3%増)が堅調に拡大する一方、天然ゴム(同19.4%減)が低迷した。ベトナムの18年8月の輸出額は前年同月比18.5%増と、前月の同14.8%増から上昇した。輸出の伸び率は、年前半に冬季五輪およびサッカーワールドカップの開催、新型スマートフォン発売のタイミングが去年より早まった...

産業医の面接指導・健康相談、確実に実施を-厚労省が労働施策基本方針案

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産業医の面接指導・健康相談、確実に実施を-厚労省が労働施策基本方針案 :  厚生労働省は、労働施策基本方針の案をまとめた。労働施策総合推進法に基づき定めるもので、働き方改革実行計画に規定されている施策や労働施策の基本的事項などを記載。医療・保健分野については、産業医の面接指導や...

産業医の面接指導・健康相談、確実に実施を-厚労省が労働施策基本方針案

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産業医の面接指導・健康相談、確実に実施を-厚労省が労働施策基本方針案 :  厚生労働省は、労働施策基本方針の案をまとめた。労働施策総合推進法に基づき定めるもので、働き方改革実行計画に規定されている施策や労働施策の基本的事項などを記載。医療・保健分野については、産業医の面接指導や...

産業医の面接指導・健康相談、確実に実施を-厚労省が労働施策基本方針案

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単回使用医療機器、再使用患者に感染症の有無確認-小樽市立病院が調査結果公表、「健康被害なし」

単回使用医療機器、再使用患者に感染症の有無確認-小樽市立病院が調査結果公表、「健康被害なし」 : 小樽市立病院(北海道小樽市、388床)は、感染症などを防ぐ目的で1回使っただけで捨てる「単回使用医療機器」(SUD)に関する調査結果を公表した。2016年8月1日から18年4月20日までの間、48人に...

単回使用医療機器、再使用患者に感染症の有無確認-小樽市立病院が調査結果公表、「健康被害なし」

単回使用医療機器、再使用患者に感染症の有無確認-小樽市立病院が調査結果公表、「健康被害なし」 : 小樽市立病院(北海道小樽市、388床)は、感染症などを防ぐ目的で1回使っただけで捨てる「単回使用医療機器」(SUD)に関する調査結果を公表した。2016年8月1日から18年4月20日までの間、48人に...

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