癒やし系ぬいぐるみ「コウペンちゃん」がしゃべった!VAIOがロボット汎用プラットフォーム事業を発表
癒やし系ぬいぐるみ「コウペンちゃん」がしゃべった!VAIOがロボット汎用プラットフォーム事業を発表 : シェア 1 ツイート 0 はてブ 0 VAIO 株式会社はEMS事業で培ってきた知見やパートナーシップを礎に、効率的なコミュニケーションロボット開発を実現する「ロボット汎用プラットフォーム」を構築し、ワンストップのソリューションとして提供することを発表した。 VAIOと言えば長野県安曇野市の企業で、高精度なハードウェア生産で知られている。特にハードウェアの設計や生産で定評がある。しかし、今回の発表はハードウェアだけでなく、ロボット開発及び運用のために必要なソフト、ソリューション、クラウドサービス、連携するスマホアプリ、ユーザサポート、保守、各種サーバ等、すべての機能をひとつのプラットフォームとして提供するという。 VAIOのロボット汎用プラットフォーム用に開発されたハードウェア「Simple」 Simpleはぬいぐみなどにスッポリ収納することなどが想定される。ハードウェアの内部構成も公開された VAIOは、この汎用プラットフォームの提供を通じて、EMS事業のさらなる拡大、ひいてはロボット産業の活性化に寄与することを目指すとしている。 ロボット汎用プラットフォーム事業の展開をロボデックスでHOYAとともに発表 ロボデックスの展示ブースでは、VAIOの吉田英俊社長(冒頭の写真左)や児島信二部長、HOYAの佐藤英和事業部長(冒頭の写真右)らが今回の発表について説明を行った。吉田社長は「高精度で安定的にロボットの生産を行える企業は当社をおいて他にはない」とした上で、フルカスタムの受諾生産と比較して「コストと開発期間を半分にすることを目指して、汎用プラットフォーム化に踏み切った」と説明した。また、プラットフォーム化することで、ロボットに詳しくない企業でもVAIOに対して「こういうロボットが欲しい」という抽象的な相談に対しても、ロボットの専門事業者として最適な提案ができる」と強調した。 「コウペンちゃん」と「Simple」を手に、プラットフォーム事業ヘの展開を説明する VAIO株式会社 ...