前回、スウェーデンの「積極的労働市場政策」を紹介したが、その徹底した市場原理と経済合理性に驚きながらも、強い違和感を覚えたひとも多いだろう。スウェーデンの基本原理は、「自立した自由な個人」による福祉社会という理念だ。これは1970年代までの「労働者の楽園」が公共部門の肥大化と不況によって破綻したあと、さまざまな改革によって、グローバル化する市場経済のなかで福祉国家の理念を維持しようと試行錯誤した結果でもある。
07.07.2016 10:46
=======================================
http://ift.tt/1abnmbU
July 07, 2016 at 05:46PM
=======================================
http://ift.tt/1abnmbU
July 07, 2016 at 05:46PM
コメント
コメントを投稿