EC2 に Emacs-26.1 を導入してパッケージを扱えるようにするまでの手順
EC2 に Emacs-26.1 を導入してパッケージを扱えるようにするまでの手順:
初心者には割と鬼門なのに調べてもあまり載っていなかったので
HTTPS 通信でリポジトリからパッケージインストールする場合は EC2 のセキュリティグループでポート 443 を許可しておいた方がいいですが、今回は HTTP 通信でパッケージインストールする方法を試してみます
知らない間に設定ファイルが作られていることがあるので、あったら干渉しないよう削除しておきます
HTTPS 通信でパッケージインストールする方がセキュリティ的には本来よいのだと思うのですが、
おそらく openssl の設定も必要になるため今回は HTTP のリポジトリを追加しています
EC2 に Emacs-26.1 を導入してパッケージを扱えるようにするまでの手順
初心者には割と鬼門なのに調べてもあまり載っていなかったので
環境
- Amazon Linux 2 AMI (HVM), SSD Volume Type
- emacs-26.1
セキュリティグループ
HTTPS 通信でリポジトリからパッケージインストールする場合は EC2 のセキュリティグループでポート 443 を許可しておいた方がいいですが、今回は HTTP 通信でパッケージインストールする方法を試してみます
インストール
# gcc / make / ncurses-devel をインストール sudo yum -y install gcc make ncurses-devel cd /usr/local/src # emacs-26.1 ダウンロード sudo wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-26.1.tar.gz sudo tar zxvf emacs-26.1.tar.gz cd emacs-26.1 sudo ./configure --without-x --with-gnutls=no sudo make sudo make install # パスが通っていても権限を与えておかないと他の emacs が起動することがあるので注意 sudo chmod 777 /usr/local/bin/emacs-26.1
rm ~/.emacs rm ~/.emacs~
パッケージ設定
M-x package-refresh-contents
のあとに M-x package-list-packages
してもリストに何も反映されていないとき、またパッケージのインストールを行うとき could not create connection to melpa.org:443
など発生する場合がありますが、HTTP 系のリポジトリで登録しておけば前者後者どちらの問題も解決しました~/.emacs.d/init.el
;; ;; パッケージ読み込み ;; (require 'package) ;; HTTPS ;; (add-to-list 'package-archives '("melpa" . "https://melpa.org/packages/") t) ;; (add-to-list 'package-archives '("melpa-stable" . "https://stable.melpa.org/packages/") t) ;; (add-to-list 'package-archives '("marmalade" . "https://marmalade-repo.org/packages/") t) ;; HTTP (add-to-list 'package-archives '("melpa" . "http://melpa.org/packages/") t) (add-to-list 'package-archives '("melpa-stable" . "http://stable.melpa.org/packages/") t) (add-to-list 'package-archives '("org" . "http://orgmode.org/elpa/") t) (add-to-list 'package-archives '("ELPA" . "http://tromey.com/elpa/") t) ;; marmalade は HTTP アクセスすると証明書エラーでフリーズするので注意 ;; (add-to-list 'package-archives '("marmalade" . "http://marmalade-repo.org/packages/") t) (package-initialize)
いいわけ
HTTPS 通信でパッケージインストールする方がセキュリティ的には本来よいのだと思うのですが、おそらく openssl の設定も必要になるため今回は HTTP のリポジトリを追加しています
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