Amazon Connectで社内のコールセンターを構築するための調査
Amazon Connectで社内のコールセンターを構築するための調査:
lambdaでデータ連携とかはまだ実装していないけど、残っている課題がクリアできれば普通にコールセンターシステムを作れそう。思っていた以上にフロント部分の作り込みが必要そうだけど、バックエンドのキュー処理とかその辺りを実装しなくていい分、まだ希望が見えた。
メトリクスとかも用意されているので、AmazonConnectベースで残課題の解決ができないかどうか考えてみることにする。
リリースしてみて電話繋がらないとかなると怖いので、バックエンド部分の構築を限りなく減らしてくれるAmazonConnect素敵。
ただ、cloudfrontの作成や再起動が遅いのはどうにかして欲しい。
要求機能一覧
- 発信
- 同時複数着信
- 保留、取次
- 応答フローの切り替え
- 複数番号の取り扱い(番号ごとに受電するユーザを登録できる、重複ok)
- trello連携
- 電話番号に紐ついたアカウント情報の追加編集
- PickGo情報取得
- 音声ガイダンス内容の切り替え
- ユーザ管理/権限管理
自前実装する必要がありそうな箇所
- PickGo情報表示
- trello連携
- 通話にひもづくメモを残す
- エージェント用の通話履歴カスタマイズ
- 顧客にひもづくメモを残す
- 現在のキューにたまっている通話を表示する
- 同時着信時に任意のユーザの電話を取れるようにする
今回の作業内容
- S3にhtmlファイルを配置し、cloudfront経由でアクセス
- htmlファイル内にccpを設置
- 通話テスト
今回の作業で詰まったところ
自前のページでccp埋め込んでみたけど表示されない(X-Frame-Options to sameorigin error)
-
ホワイトリストへの登録が必要
Amazon Connect > インスタンス名 > アプリケーション統合
-
https通信にする必要があった?
もともとS3でwebhostingでテストしようと思っていたが、調べてみると、chromeの制限で動かない可能性があるとのことで、急遽cloudfront経由に変更
一度ログアウトすると自前のページでccpが表示されない(X-Frame-Options to sameorigin error)
-
Amazon Connectに別途ログインすると正常に表示される
もっといい解決方法がないかは調査する必要あり。
残課題
- 同時着信時に任意のユーザの電話を取れるのか → 一つのキューで対応できるのだろうか...今の所実装があまりイメージできない。
- ログアウトした後、ログイン画面を自然に表示させるためにどうすればいいか
結論
lambdaでデータ連携とかはまだ実装していないけど、残っている課題がクリアできれば普通にコールセンターシステムを作れそう。思っていた以上にフロント部分の作り込みが必要そうだけど、バックエンドのキュー処理とかその辺りを実装しなくていい分、まだ希望が見えた。メトリクスとかも用意されているので、AmazonConnectベースで残課題の解決ができないかどうか考えてみることにする。
リリースしてみて電話繋がらないとかなると怖いので、バックエンド部分の構築を限りなく減らしてくれるAmazonConnect素敵。
ただ、cloudfrontの作成や再起動が遅いのはどうにかして欲しい。
コメント
コメントを投稿