S3をtempディレクトリとして使う

S3をtempディレクトリとして使う:


はじめに

プロジェクトを進めて行くと、何かしらの理由で画像などをS3に一時的にAPIを通して、ユーザーに見せるなんて機能が必要になるときがあるのではないでしょうか。

でも、アプリケーションサーバーにtempディレクトリを使うと、クーロンなどが何かしらの理由で削除できなかったり・スケーリングの面からも少し不安になりませんか?

その時にS3を一時的にtemp的な使い方をすることができるようになります。


設定をしていく

今回設定となる肝は ライフサイクルルール という機能です。


キャプチャ.PNG


この機能はなにかというと、設定した時間がたったら削除をするなどができる機能です。

例えば

icon/temp/

にアップロードをしたとして、tempの下を削除するのであれば、

プレフィックス/タグフィルターを追加する

の部分に該当のディレクトリ名を入れる。

アップロードする際にタグを付ける場合はここにタグ名を入れるだけで設定完了です。


アプリケーションの動きも少し変更する

ファイルのアップロードの処理も少し変更します。

ファイルのアップロード 
↓ 
S3にアップロード 


ファイルのアップロード 
↓ 
S3(tempディレクトリ or タグをつけて)アップロード 
↓ 
(完了ボタンなどが押される?) 
↓ 
該当のファイル(配置したい場所移動 or タグを削除する)を行う 
このような処理をすれば、tempディレクトリを簡単に作れ・いちいちsshしてビクビク監視する必要もありません。

またtempディレクトリだけではなく、この設定を使えばLogファイル・バックアップファイルなども自動で削除し、容量を節約することもできます。

ライフサイクルルール、どんどん使っていきたい・3・

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