Yearレビュー:MedPage Pulomonology

Yearレビュー:MedPage Pulomonology: BMJ誌のクリスマス記事とともに、年末恒例Yea in Review





Year in Review: Pulmonology

https://www.medpagetoday.com/pulmonology/generalpulmonary/76610





As-needed asthma therapy, peanut oral immunotherapy, teen e-cig use made headlines in 2018



by Salynn Boyles, Contributing Writer

November 30, 2018



軽症喘息、重症喘息、COPD全ての治療新戦略が2018年のヘッドラインを形成した。ランドマークトライアルやティーンのe-シガレットに関する新しい公衆衛生的健康問題も。





喘息に関する治療戦略の変化と新規治療

軽症喘息は連日維持療法使用は最悪で、80%が処方治療アドヒアランス不良。ICS:ブデソニド+LABA:ホルメテロールを含むfixed-dose吸入治療に、as-needed治療を加えることは、ICS単独維持療法、ICS+LABA固定の代替として有効

SYGMA 1 + SYGMA 2 trialで、急性増悪予防、肺機能低下予防のため、fixed-dose inhalerに、as-needed treatmentを加えることは有効

(N Engl J Med 2018; 378:1865-1876、ATS年次集会:5月)



軽症喘息を含めた治療に関しゲームチェンジャーとなり得るか?とのコメント

(患者任せにシムビコート投げる医者もいると聞くが・・・そうなれば医療管理じゃなくなる・・・)



10月には、ファーストライン治療によるコントロール不良治療として、5番目のバイオ製剤Dupilumab (Dupixent) をadd-on治療として承認(アチャラの話)、中等度・重度、コントロール不良喘息、好酸球性phenotypeと経口ステロイド依存状態で重要な薬剤となるだろう。type 2 炎症に関するキー蛋白 IL-4とIL-13をブロックする作用

他のバイオ製剤も重症喘息へ承認されている;  omalizumab (Xolair), which blocks IgE antibodies; and the anti-IL-5 drugs mepolizumab (Nucala), reslizumab (Cinqair), and benralizumab (Fasenra).
COPDトリプル治療は急性増悪を減少する

KRONOS trial(phase III) にて、budesonide+glycopyrrolate+formoterol を MDI(metered-dose inhalation) triple 治療投与にて肺機能改善、急性増悪減少 (RES国際会議:パリ、9月)(The Lancet Respiratory Medicine VOLUME 6, ISSUE 10, P747-758, OCTOBER 01, 2018 

AstraZenecaスポンサートライアル:glycopyrrolate/formoterol fumarate合剤 (AstraZeneca's drug Bevespi)に比べ、 PT010は24週間治療で、中等度・重症COPD急性増悪率を52%有意減少



TRIBUTE trial(The Lancet Journal VOLUME 391, ISSUE 10125, P1076-1084, MARCH 17, 2018) と IMPACT trial (N Engl J Med 2018; 378:1671-1680)で、COPD triple-therapyと急性増悪リスク減少、肺機能改善指標との関連が示された。





KRONOS trial 研究者(Gary Ferguson)は、1−2年以内に、中等症・重症COPD患者へのtriple-therapyは急性増悪リスク増加なしの治療オプションとなり得ると語った。

FDA は、また、2018年、 GlaxoSmithKline's single-inhaler triple therapy Trelegy Ellipta (fluticasone furoate/umeclidinium/vilanterol)を、気流制限患者あるいは急性増悪経験患者へ、初めてtriple therapy承認している。


食物アレルギーへの経口減感作

 peanut oral immunotherapy (OIT) trial PALISADEからの結果:investigational OIT treatment AR101 を小児・10代のピーナッツ免疫寛容有意改善報告

OIT治療1年後、4-17歳で 67.2%が症状無くピーナッツ蛋白 600mgのトレランスを得た

対照群での25名に1名にトレランス

Phase III PALISADEでは11月シアトル、ACAAI年次集会で、NEJM(N Engl J Med 2018; 379:1991-2001)報告と同時に発表
Explosive Growth in Teen E-Cig Use

今年最大の公衆衛生上の問題の一つは中高生の電子タバコ使用、特にJuulブランドのようなpodあるいはカートリッジタイプのe-Cigarette使用の増加

11月の調査では、高校生の使用率が80%近く、中学生の使用率が50%増加していることが昨年11月に確認された。





CDCの2018年国家青年タバコ調査(National Youth Tobacco Survey)(NYTS)のデータによると、2018年に360万人の青年が定期的に電子タバコを使用していた。





9月、FDAのスコット・ゴットリーブ委員長は、10代の電子タバコの使用を「伝染病」と宣言し、同代理店が「FDAの歴史における最大の協調たばこコンプライアンス努力」に取り組むと発表した。





11月、Gottliebは、FDAが、ミントとメントールのフレーバーを除いて、コンビニエンスストアや他の小売店でフレーバ付き電子たばこの販売を制限すると発表。





FDAは、タバコ対策団体やNAACPのような団体から長い間要求されてきた可燃性紙巻きタバコのメントールの使用を禁止する予定。メンソールタバコは、アフリカ系アメリカ人や喫煙を始めている十代の若者の間で特に人気があり。





その禁止を制定するには、長いルール作成プロセスが必要






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