ECMAScriptについての初心者向け解説

ECMAScriptについての初心者向け解説:

ECMAScriptって何？

ECMAScript(エクマスクリプト)とはJavaScriptの標準規格のことです。

ECMAScriptはバージョン1~続いており、現在はバージョン5~6が大体主流。

よく見るであろうES5やES6という表記は「ECMAScriptのバージョン5、バージョン6」って意味です。

ES5やES6等の表記以外にもES2015やECMAScript2015等の表記を見たことがある人もいると思う。

これら表記は「ES6から毎年新バージョンを策定していこう。」とお偉いさんが決めたので、ES6というバージョンの表記を西暦にするように変更しました。

なのでES2015=ES6という意味です。

なんでECMAScriptは更新されていくの？

不便だったり時代遅れのものの代替品となるものを更新する為です。

一昔前はJavaScriptは他言語に比べ劣っているとして冷遇されていました。

最近またJavaScriptが脚光を浴びるようになった原因の大部分はCommonJSというプロジェクトのおかげである。(ECMAScriptの仕様を定めてる団体とCommonJSのプロジェクトには直接的な関係は無いです。)

初心者向け記事なので今回はCommonJSについての詳細は割愛します。

なんで最新のECMAScriptは全然使われないの？

ブラウザの対応が追いつかないからです。

対応表はこちら↓
http://kangax.github.io/compat-table/es2016plus/