セグウェイがデリバリーロボット「Loomo Delivery」を発表! CES2019で初披露へ

セグウェイがデリバリーロボット「Loomo Delivery」を発表! CES2019で初披露へ:

Segway-Ninebotは、1月8日〜1月12日にラスベガスで開催される家電見本市「CES2019」にて、同社が開発したデリバリーロボット「Loomo Delivery」を出展することを明らかにした。




Loomo Delivery(Photo:Segway Robotics)
Loomo Deliveryは、自動運転技術を搭載したデリバリーロボット。容量70L・重量50kgまでのものを運ぶことができる。8度の傾斜をのぼることが可能で、連続稼働時間は最大8時間。Wi-Fiと4Gに対応し、クラウドプラットフォームからロボットを管理することが可能。スケジューリングやリアルタイムモニタリングをすることで、手動でのメンテナンスが不要になるという。




引き出し部分は交換が可能で、運ぶものに応じて使い分けることになる(Photo:Segway Robotics)
VSLAMにより、ハードウェアコストを大幅削減。強化学習を利用して、映像を適切に解析し、ショッピングモールやオフィスビルなど人口密度が高い環境でも障害物を避けて動き回ることができる。




Segwayがつくる配送ロボットは、今回の「Loomo Delivery」で三代目となる。

ロボット「Loomo」の後ろにボックスを設置したようなデザインの第一世代「Loomo Go」に始まり、積載量をあげるためにロボットのデザインを大幅に見直した第二世代が展開されてきた。



それぞれ実証実験などを繰り返し、今回のLoomo Deliveryのデザインへとつながっているのである。



Segwayがはじめるデリバリーロボットということで話題性はあるものの、デリバリーロボットにはライバルも多い。昨年ロボスタで作成したサービスロボットのカオスマップにも、デリバリーロボットだけで10社10体のロボットが掲載されているが、これでもすべてを網羅できているわけではない。そして年々競合は増えている。

配送ロボット間での機能の違いはあるものの、目指している市場は「ラストワンマイル」という同じフィールド。自動運転の性能はもとより、いかにユーザー視点で使いやすく、かつ導入コストやランニングコストを下げることができるかが重要になってくることだろう。


Source:Segway-Ninebot

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