基礎からのVMware Cloud on AWSーその7
基礎からのVMware Cloud on AWSーその7:
VMware Cloud on AWSの基礎を
おさらいするための記事を書いてます。
過去6回は以下の内容をお届けしました。
第1回 物理構成の理解
https://qiita.com/hiroito1118/items/48d8d66fab24acd16c1d
第2回 管理方法と初期デプロイの概要
https://qiita.com/hiroito1118/items/8ed96c156b8577ca4749
第3回 ユースケース
https://qiita.com/hiroito1118/items/2669fc0ef64d8e07eb08
第4回 調達方法
https://qiita.com/hiroito1118/items/3ebbf3ce7a555d2f39f6
第5回 ハイブリッドクラウドを支えるネットワークサービス・製品
https://qiita.com/hiroito1118/items/7e57393e72d72e00d4a2
第6回 AWSネイティブサービスとの連携
https://qiita.com/hiroito1118/items/80b05507f7e77c14e9db
今回はサポートに関する話です。
関連するメンテナンスの話も触れておきます。
VMware Cloud on AWSにおいて、
利用者がどこまでの範囲を取り扱えるのかを知った上で、
サポートについて見ていきたいと思います。
VMware Cloud on AWSにおいては、
ハードウェアレイヤはAWSが、
仮想化レイヤをVMwareが管理することになります。
その為、利用者はSDDCに対する設定とOS以上が管理対象となります。
ここは責任分界点として明確に理解することは、
AWSを利用する際同様、クラウド利用において必須の理解事項です。
従来のライセンスと異なり、VMware Cloud on AWSでは、
VMware Cloud ポータル上から起票する形式となります。
方法としては、
A.問い合わせフォームへの記入
B.チャットによる投げかけ
の2パターンがあります。
当然、チャットの方がレスポンスがよく、
リアルタイムに問題解決を実施することができます。
ちなみに本記事執筆時点では、
サポートは英語のみでの提供となっています。
日本語でのサポートを受ける場合は、
マネージドサービスプロバイダ経由で
VMware Cloud on AWSを利用することで、
マネージドサービスプロバイダが提供してくれます。
英語が難しい場合は、こちらを選択しましょう。
なお、マネージドサービスプロバイダについては、
第4回でも触れましたが、
通常のVMware CLoudの認定パートナーとは異なり、
月額提供できるなど少し異なります。
提供可能な社数は限られるので注意が必要です。
第4回の記事は↓
https://qiita.com/hiroito1118/items/3ebbf3ce7a555d2f39f6
VMware側で管理されるということは、
vCenterやNSX、ESXiの管理やメンテナンスは
全てVMware社によって実施されることを指します。
このメンテナンス負担の軽減がVMware Cloud on AWSのメリットの一つです。
半面、サービス側の裁量で実施されることになりますので、
ユーザ側での指定や日程調整はできません。
本記事執筆時点では、米国からメンテナンスを実施しており、
日本時間の日中にメンテナンスが実施されることもありました。
メンテナンスにはVMwareとしてのメンテナンスもありますが、
AWS側のメンテナンスもあります。
双方ともサービスに影響がある場合がありますので、注意が必要です。
なお、メンテナンス通知はVMware Cloudの
ポータルには掲載されない点は改善してほしいポイントですね。
今回は以上です。
次回は、サードパーティー製品との連携に関する話題です。
VMware Cloud on AWSの基礎を
おさらいするための記事を書いてます。
過去6回は以下の内容をお届けしました。
第1回 物理構成の理解
https://qiita.com/hiroito1118/items/48d8d66fab24acd16c1d
第2回 管理方法と初期デプロイの概要
https://qiita.com/hiroito1118/items/8ed96c156b8577ca4749
第3回 ユースケース
https://qiita.com/hiroito1118/items/2669fc0ef64d8e07eb08
第4回 調達方法
https://qiita.com/hiroito1118/items/3ebbf3ce7a555d2f39f6
第5回 ハイブリッドクラウドを支えるネットワークサービス・製品
https://qiita.com/hiroito1118/items/7e57393e72d72e00d4a2
第6回 AWSネイティブサービスとの連携
https://qiita.com/hiroito1118/items/80b05507f7e77c14e9db
今回はサポートに関する話です。
関連するメンテナンスの話も触れておきます。
1.VMware Cloud on AWSにおけるサポート
VMware Cloud on AWSにおいて、利用者がどこまでの範囲を取り扱えるのかを知った上で、
サポートについて見ていきたいと思います。
1)VMware Cloud on AWSにおける取り扱い範囲
VMware Cloud on AWSにおいては、ハードウェアレイヤはAWSが、
仮想化レイヤをVMwareが管理することになります。
その為、利用者はSDDCに対する設定とOS以上が管理対象となります。
ここは責任分界点として明確に理解することは、
AWSを利用する際同様、クラウド利用において必須の理解事項です。
2)サポートの受け方
従来のライセンスと異なり、VMware Cloud on AWSでは、VMware Cloud ポータル上から起票する形式となります。
方法としては、
A.問い合わせフォームへの記入
B.チャットによる投げかけ
の2パターンがあります。
当然、チャットの方がレスポンスがよく、
リアルタイムに問題解決を実施することができます。
ちなみに本記事執筆時点では、
サポートは英語のみでの提供となっています。
日本語でのサポートを受ける場合は、
マネージドサービスプロバイダ経由で
VMware Cloud on AWSを利用することで、
マネージドサービスプロバイダが提供してくれます。
英語が難しい場合は、こちらを選択しましょう。
なお、マネージドサービスプロバイダについては、
第4回でも触れましたが、
通常のVMware CLoudの認定パートナーとは異なり、
月額提供できるなど少し異なります。
提供可能な社数は限られるので注意が必要です。
第4回の記事は↓
https://qiita.com/hiroito1118/items/3ebbf3ce7a555d2f39f6
3)管理されることの意味
VMware側で管理されるということは、vCenterやNSX、ESXiの管理やメンテナンスは
全てVMware社によって実施されることを指します。
このメンテナンス負担の軽減がVMware Cloud on AWSのメリットの一つです。
半面、サービス側の裁量で実施されることになりますので、
ユーザ側での指定や日程調整はできません。
本記事執筆時点では、米国からメンテナンスを実施しており、
日本時間の日中にメンテナンスが実施されることもありました。
4)メンテナンスの種類
メンテナンスにはVMwareとしてのメンテナンスもありますが、AWS側のメンテナンスもあります。
双方ともサービスに影響がある場合がありますので、注意が必要です。
なお、メンテナンス通知はVMware Cloudの
ポータルには掲載されない点は改善してほしいポイントですね。
今回は以上です。
次回は、サードパーティー製品との連携に関する話題です。
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