Amazon Inspector の "Network Reachability" というルールパッケージ

Amazon Inspector の "Network Reachability" というルールパッケージ:


久しぶりに新しいルールパッケージ(Network Reachability-1.1)のリリースがされました。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/security/amazon-inspector-assess-network-exposure-ec2-instances-aws-network-reachability-assessments/

役割としてはこのようなもののようです。直訳ですが。

EC2インスタンスがインターネット、仮想プライベートゲートウェイ、AWS Direct Connect、またはピアVPCなどの外部ネットワークから到達できるかどうかを判断するために、Amazon仮想プライベートクラウド(Amazon VPC)ネットワーク構成を分析します。つまり、ホストへの外部アクセスの可能性を通知します。これは、セキュリティグループ、ネットワークアクセスコントロールリスト(ACL)、ルートテーブル、インターネットゲートウェイ(IGW)など、すべてのネットワーク構成をまとめて分析することで、到達可能性を推測します。 VPCネットワーク経由でパケットを送信する必要はなく、EC2インスタンスネットワークポートへの接続を試みる必要もありません。パケットレスネットワークマッピングや偵察のようなものです!


事前準備

テスト用インスタンスは22,80ポートを開けている

テスト用EC2インスタンスにInspectorのエージェントを入れておく

※エージェントが入ってない場合は、SSMのRuncommandの"AmazonInspector-ManageAWSAgent"など使うと簡単にインストールできます。
公式のインストール手順はこちらです


Inspectorの設定


評価ターゲット作成

以下値を入れ[作成]

名前:test-target1

Use Tag:Inspector/true (タグは任意のものを必要に応じて付ける。指定したタグだけがスキャンのターゲットになる)

※Install Agent:ここにチェックを入れるとSSMを使ったエージェントインストールが行われる。SSMエージェントが入ってる必要がある。ちなみにAmazonLinuxは最初から入っている



スクリーンショット 0030-11-10 8.39.08.png



評価テンプレート作成

こちらが今回追加された新しいパッケージの"Network Reachability-1.1"



スクリーンショット 0030-11-10 8.41.23.png


以下値を入れ[作成]

名前:test-template1

ターゲット名:test-target1

ルールパッケージ:Network Reachability-1.1

所要時間:15分



スクリーンショット 0030-11-10 8.41.51.png



実行

作成したテンプレートにチェックを入れ[実行]をクリック



スクリーンショット 0030-11-10 8.50.50.png


分析中になるので15分まつ。



スクリーンショット 0030-11-10 8.42.50.png



結果

15分すると分析完了となります。



スクリーンショット 0030-11-10 8.59.51.png


今回は4件結果が出ています



スクリーンショット 0030-11-10 9.02.43.png



結果として何がどう見えているか?


一番下の"Informational"を開くとこんな感じです
結果:

外部ネットワークとの接続性(Aggregate netowrk exposure):インスタンスi-xxxでは、ENI eni-yyyおよびセキュリティグループsg-zzzを介してインターネットからポートにアクセスできます

重要度:お知らせ

説明:インスタンスi-xxxでは、ENI eni-yyyおよびセキュリティグループsg-zzzは、インターネットからtcpポート[[22 - 22]、[80 - 80]]およびUDPポート[]にアクセスできます。 ENI eni-yyyは、アクセス制御リストacl-aaaを持つVPC vpc-bbbにあります。 これらのポートには、インターネットゲートウェイigw-cccを介してインターネットからアクセスできます。

推奨事項:セキュリティグループsg-zzzを編集して、インターネットからのアクセスを削除することができます

"Show Detail"を開くと取得したアセスメントの情報詳細がJSONで見れます



68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f32373933322f65653931383433362d623163342d613739322d363161302d3839323366626463303365382e706e67.png


もうひとつの"Information"はインスタンスがいるVPCにVPCピア接続してたので、VPCピア接続による別のVPCへの通信経路があるよという情報でした。

説明部分だけ

説明:インスタンスi-xxxでは、ENI eni-yyyおよびセキュリティグループsg-zzzは、ピアVPCからtcpポート[[22 - 22]、[80 - 80]]およびudp ports []へのアクセスを許可します。 ENI eni-yyyは、アクセス制御リストacl-aaaを持つVPC vpc-bbbにあります。 これらのポートには、ピアVPCからVPCピアリング接続pcx-cccを介して到達可能です


一番上の"Medium"
結果:インスタンスi-xxxxでは、プロセス 'sshd'は 'SSH'に関連付けられているTCPポート22でリッスンしており、インターネットから到達可能です

重要度:中

説明:このインスタンスは、SSHに関連付けられているtcpポート22は、ポートをリッスンするプロセスでインターネットから到達可能です。 プロセスには名前「sshd」(プロセスID 28600)があり、/usr/sbin/sshdが使用されます。 インスタンスi-xxxはVPC vpc-bbbにあり、ネットワークACL acl-aaaを使用するENI eni-yyyが接続されています。 このポートには、セキュリティグループsg-zzzとIGW igw-cccを介してインターネットからアクセスできます

推奨事項

セキュリティグループsg-zzzを編集して、ポート22でインターネットからのアクセスを削除することができます



スクリーンショット 0030-11-10 9.33.31.png


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