IoT端末の電源面積を50%削減できる、MaximがSIMO技術採用のパワーマネジメントIC

IoT端末の電源面積を50%削減できる、MaximがSIMO技術採用のパワーマネジメントIC:

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 米Maxim Integrated社は、1つのインダクターで3つの電源出力が得られるSIMO(Single Input Multiple Output)技術を採用した昇降圧型DC-DCコンバーター回路搭載のパワーマネジメントIC(PMIC)を6製品発売した。SIMO技術を使えば、インダクターは1つだけでも、1つの入力電圧に対して2つ、もしくは3つの出力電圧が得られる。電源回路においてインダクターの実装面積が比較的大きい。そのインダクターの個数を削減できるため、「パワーマネジメント回路全体の実装面積を最大で50%削減できる」(同社)としている。しかも、自己消費電力を3出力電圧時に1.3μAに抑えた。このため「競合他社品に比べて、全体のシステム効率を9%程度高められるとともに、発熱量を抑えられる」(同社)という。IoT端末やウエアラブル端末、ヒアラブル端末、センサー端末、スマートホーム向けハブ装置などに向ける。


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