Nuxt.jsをGAEにSSRとしてデプロイする際の注意点

Nuxt.jsをGAEにSSRとしてデプロイする際の注意点:


はじめに

先日、GAEがNode.js 10に対応に対応されました。
https://cloud.google.com/appengine/docs/standard/nodejs/

Qiita記事を見ると、Nuxt.jsをGAEにデプロイする際の app.ymlファイルの記述が単純でそのままSSRとしてデプロイしてしまうとすぐにメモリ不足で落ちて500エラーとなります。

app.yaml
runtime: nodejs8 
env: standard 


解決方法

以下のapp.ymlにするとある程度のメモリ不足は回避出来ます。

app.ymlに関する情報はこちらに記載されています。
https://cloud.google.com/appengine/docs/standard/nodejs/config/appref

app.yaml
runtime: nodejs10 
 
instance_class: F2 
 
handlers: 
  - url: /_nuxt 
    static_dir: .nuxt/dist/client 
 
  - url: /(.*\.(gif|png|jpg|ico|txt))$ 
    static_files: static/\1 
    upload: static/.*\.(gif|png|jpg|ico|txt)$ 
 
  - url: /.* 
    script: auto 
    secure: always 


app.ymlの記述について


runtime

Nuxt.js v2だと思いますので、nodejs10にしましょう。


instance_class

Nuxt.jsでSSRする際はデフォルトのインスタンスF1 だと厳しいので F2 にしましょう。

詳しい料金表はこちらです。
https://cloud.google.com/appengine/pricing


handlers

handlersオプションを使用して、静的ファイルをCDN配信する事が出来ます。

※ここ凄い重要です。

handlersについて
https://cloud.google.com/appengine/docs/standard/python/config/appref#handlers_element

これでも厳しいって方は scaling_elements 等を設定して試行錯誤する必要があると思います。
https://cloud.google.com/appengine/docs/standard/python/config/appref#scaling_elements

コメント

このブログの人気の投稿

投稿時間:2021-06-17 22:08:45 RSSフィード2021-06-17 22:00 分まとめ(2089件)

投稿時間:2021-06-20 02:06:12 RSSフィード2021-06-20 02:00 分まとめ(3871件)

投稿時間:2021-06-17 05:05:34 RSSフィード2021-06-17 05:00 分まとめ(1274件)