AWS IoT ボタンと IFTTT を繋いで活用してみる

AWS IoT ボタンと IFTTT を繋いで活用してみる:


概要

衝動買い的に、Wi-Fi でつながる「AWS IoT エンタープライズボタン」と LTE でつながる「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」を購入したので、とりあえず IFTTT と繋いでみました。


コード

手順はソラコムの中の人が書かれている以下の記事が大変わかりやすいです。
1-click/functions/ifttt at master · j3tm0t0/1-click - GitHub

AWS lambda でコードを動かす必要がありますが、一度作ってしまえばいじる必要なし。AWS IoT 1-Click の管理画面でボタン毎の設定をして、それに合わせて IFTTT で Applet を作ればいろんな使い方ができるようになっています。

ちなみに私は、上記記事で公開されている AWS lambda 用の node.js スクリプトの仕様を少し変更して、python で書き直して使ってます。コードは以下に置いておきます。
Python script for AWS lambda to forward AWS IoT 1-Click event to IFTTT - GitHubGist


活用例

ボタンが IFTTT に繋がるようになったので、実際の使い方を2つほど組んでみました。


1. スマートコンセントの ON/OFF ボタン

家で使ってるスマートコンセント(tp-link HS105)を AWS IoT エンタープライズボタンでリモートコントロールします。

◆ AWS IoT 1-Click でのプレイスメント作成


プレイスメント(aws1)


◆ IFTTT での Applet 作成

ボタンの押し方(LONG/SINGLE/DOUBLE)に応じて、スマートコンセントの ON/OFF を切り替え。


IFTTT Applet(aws1)


今までスマートコンセントはスマートスピーカー経由で使っていましたが、手元のボタン押すだけで済むのは意外と便利です。ボタンってすごい。


2. 子供に持たせる連絡ボタン

子供に持たせて、ボタンが押されたら LINE でメッセージを飛ばします。

◆ AWS IoT 1-Click でのプレイスメント作成


プレイスメント(soracom1)


◆ IFTTT での Applet 作成

プレイスメントで設定した属性値を使って LINE メッセージを作成・送信。


IFTTT Applet(soracom1)

IFTTT Applet(soracom1)


ボタンが押されると、以下のような LINE メッセージが飛んできます。


LINE


ちょっとした連絡手段として使えるシーンがある、かも。

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