「ウィルチェアーラグビーワールドチャレンジ2019」 1年前を迎え、参加国やスポンサーを発表

「ウィルチェアーラグビーワールドチャレンジ2019」
1年前を迎え、参加国やスポンサーを発表
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日本障がい者スポーツ協会(JPSA)と日本ウィルチェアーラグビー連盟(JWRF)は10月15日、車いすラグビーの国際大会「ウィルチェアーラグビーワールドチャレンジ2019」(後援=東京都、渋谷区 トップパートナー=三菱商事 オフィシャルパートナー=日本航空、三井不動産 オフィシャルサプライヤー=ゴールドウイン)についての記者発表を、東京・中央区のJPSAで実施した。


大会の成績が、国際ウィルチェアーラグビー連盟の世界ランキングに反映される公認大会となる。

大会は2019年10月16~20日、渋谷区の東京体育館で開催され、日本を含む世界ランク上位10カ国のうち8カ国(オーストラリア、アメリカ、日本、カナダ、イギリス、フランス、ニュージーランド、ブラジル)が参加し、予選リーグ12試合と決勝トーナメント・順位決定戦6試合が行われる。


日本代表は、8月に行われた世界選手権(オーストラリア・シドニー)で初優勝の快挙を成し遂げ、今まで以上に他国から注目される立場になる。

大会実行委員会では、同大会がラグビー世界一を決める「ラグビーワールドカップ2019」の開催期間中(19年9月20日~11月2日)に行われることから、“ダブルワールドラグビー”として、両競技を通じた共生社会実現の象徴としたい考えだ。

 JPSAの髙橋秀文常務理事(大会実行委員長)は「日本初となるダブルワールドラグビーの開催は、障がいの有無に関係なく、人々が生き生きと輝ける『共生社会』の実現に向けた大きなチャンスと考えている。この大会が、障がい者への理解を深め、多くの人の心のバリアフリー化のきっかけになることを強く期待する」と話し、大会スローガン・ロゴを発表し説明した。

 スローガンの「NO SIDE. GO FORWARD.」は、全ての人が“同じ視線で世の中を見聞きし、働きかけることのできる社会”や“譲歩し合うのではなく、互いに興味を持ち合う社会”“誰かの描く社会に参加するのではなく、自分の力で未来をつくりあげることのできる社会”を目指し、その一歩を踏み出そうと呼び掛けるもの。


大会ロゴは、「チャレンジ」の“C”をモチーフに、それぞれが異なる参加チームが重なり合って一つの車輪になり躍動するイメージで制作された。

JWRFの中竹竜二副理事長は、ウィルチェアーラグビーとラグビーの共通点として、相手にぶつかる“恐怖に打ち勝つ勇気”や、“思いやりがないと勝てない競技”を挙げ「試合を実際に観戦し感じてもらうことで、共生社会の実現につながってほしい」と述べた。また、日本代表チームについて、初優勝後もハングリー精神をキープしていることに感銘を受けたとして、大会での活躍に期待感を示した。

会見には、日本代表の池透暢、池崎大輔両選手が出席した。2人は「チームは、すでに19年に向けて始動している。大会を通じて競技の魅力を発信し、2020につなげたい」「これからは追われる立場になる。今までにないチームをつくり上げ、優勝のために努力する」など、大会への意気込みを語った。

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