In-house Tech Meetup vol.1 を開催しました

In-house Tech Meetup vol.1 を開催しました:

こんにちは、@1000ch (id:hc0001) です。先日 In-house Tech Meetup という社内向けの勉強会の第一回を開催したので、今回はその様子を少しだけお届けします。

In-house Tech Meetup とは

In-house Tech Meetup は、メルペイのエンジニアが日々の技術的なインプットを共有し、交流を通じてお互いの理解を深める勉強会です。

今メルペイではエンジニア(だけじゃないけど)が急速に増えています。母数が増えれば増えるほど、お互いが取り組んでいることが見えにくくなってきますが、こうした場を設けることでエンジニア同士のコミュニケーションを促進し、技術組織としての結束を高めていくことを目的としています。

  • 技術チャレンジを共有しあって技術ナレッジを高める
  • エンジニア同士でお互いに何をやっているか知り合う
  • 他のプロジェクトでやっていることを共有してプロジェクトの知識を深め合う
  • 上記を通してチームで結束してエンジニアチームとして良いプロダクトを出せる技術力を高める
また In-house ということで参加者を社内に絞っているので、業務上の課題に対する技術的な工夫など、社外に公開しにくい話題も赤裸々に話せます。



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In-house Tech Meetup の趣旨について話す @hidek さん

開発者の持つスキルをフルに発揮し、成長につながる環境を作っていく必要があります。そのために、メルカリのバリューである Be Professional や Go Bold なチャレンジができる空間にしていこうといった取り組みのひとつです。

つまるところ社内勉強会ですが、色々な配慮が必要です。

実施に際した配慮

メルカリグループには多種多様なエンジニアが在籍しています。In-house Tech Meetup ではこれらの要素が壁にならないよう、そして自ら取り払っていける仕組みを目指しています。

  • 職種: Backend・Frontend・iOS・Android・SRE・Data Platform・Security・Machine Learning・etc...
  • 言語: 日本語・英語・etc
エンジニアは技術分野単位でグルーピングされており、業務において他の分野に触れることは多くありません。しかし隣接分野の業務知識や技術知識を得ることは、技術力のボトムアップだけでなく日々の業務をより効率よく遂行する上でとても重要です。今回のミートアップでは、iOS・Frontend・Backend のエンジニア三人から、各々が今取り組んでいる業務や技術に関する内容について発表がありました。

言語についても配慮が必要です。海外から来たエンジニアには、英語しか話せない人もいます。発表する人が日本語・英語の両方を話せればそれがベストですが、それが出来る人は多くありません。全てを選択できない中で、今回は次のレギュレーションで実施しました。

  • 発表資料は英語で作る
  • 英語が話せる人は英語でプレゼンする
  • 日本語の発表を GOT にリアルタイムで英語に書き起こしてもらう
メルカリには Global Operations Team という、グローバルに関わる全てを支えるチームがあります(通称 GOT)。今回も GOT の協力で、日本語プレゼンの英語書き起こしを用意してもらいました。GOT の皆さん、いつもありがとうございます!

このような配慮は些細なものと感じるかもしれませんが、心理的な安全の確保を第一に、そしてお互いの理解を深めるために重要です。

今回のコンテンツ

今回は3人に発表してもらいました。社内イベントなのでコンテンツは非公開のものもあり、タイトルのみの提供も含まれます。

  • About re-architecture of Purchase module by @masamichi
  • How fast "dev.to" is? by @tanakaworld
  • Introduction to ICFP-PC by @johniel
ご覧の通り、業務とは直接関係ない、各自が普段から興味を持って取り組んでいる技術などについての発表もありました。最初の発表は社内事情満載の話でしたが、二番目は先日オープンソース化された dev.to(GitHub repo: thepracticaldev/dev.to) のパフォーマンスの秘密について、三番目は ICFP-PC という競技プログラミングの大会についての発表で、大いに盛り上がりました。

また、発表コンテンツ後の懇親会ではお酒を交えながら、専門領域の垣根を超えて交流しました。

引き続き

今後も、この In-house Tech Meetup をはじめ、様々な取り組みを通じて、組織力のさらなる強化に取り組んでいきます。次回は、開発合宿の様子を @osamingo (id:osamingo) がお届けします(たぶん)!

オリジナルのエンクロージャ:


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