破産申請で中止になったイギリス発超音速車プロジェクト「Bloodhound SSC」が復活!?資産家の援助で再び記録挑戦へ
破産申請で中止になったイギリス発超音速車プロジェクト「Bloodhound SSC」が復活!?資産家の援助で再び記録挑戦へ:
開発企業の破産申請により中止となった、イギリスの超音速ロケット車「Bloodhound SSC」のプロジェクトが、復活するかもしれない。
報道によると、買収したのはヨークシャーの資産家イアン・ウォーハースト氏。金額は未公開だが、少なくとも、プロジェクト続行に必要とされていた資金約2500万ポンド(約37億円)は、確実に支払われたと思われる。
「Bloodhound SSC」は、時速1000マイル(約1610キロメートル、マッハ1.4)超をめざし、2007年に設立された超音速自動車プロジェクトだ。全長は、約13メートル。宇宙船のようなデザインで、戦闘機“ユーロファイター・タイフーン”と同型のEJ200ジェットエンジンで駆動する。
昨年のテスト走行時には、9秒間で時速200マイル(320キロメートル)の速度を達成。世界最速走行も、夢ではないと言われていた。正式な自動車速度記録への挑戦は2019年後半、南アフリカにある11マイル(約18キロメートル)のコースで行われる予定だった。
そんな“金食い虫”プロジェクトの救世主となったのが、件のウォーハースト氏。自動車エンジニアリング分野で大きな成功をおさめた人物で、専門知識も豊富だそう。現在、どのようにプロジェクトを遂行するか、画策中とのこと。詳細は、来年の早い段階で明かされるらしい。
souce by Sky News
開発企業の破産申請により中止となった、イギリスの超音速ロケット車「Bloodhound SSC」のプロジェクトが、復活するかもしれない。
報道によると、買収したのはヨークシャーの資産家イアン・ウォーハースト氏。金額は未公開だが、少なくとも、プロジェクト続行に必要とされていた資金約2500万ポンド(約37億円)は、確実に支払われたと思われる。
・時速1000マイル達成をめざし開発
「Bloodhound SSC」は、時速1000マイル(約1610キロメートル、マッハ1.4)超をめざし、2007年に設立された超音速自動車プロジェクトだ。全長は、約13メートル。宇宙船のようなデザインで、戦闘機“ユーロファイター・タイフーン”と同型のEJ200ジェットエンジンで駆動する。
昨年のテスト走行時には、9秒間で時速200マイル(320キロメートル)の速度を達成。世界最速走行も、夢ではないと言われていた。正式な自動車速度記録への挑戦は2019年後半、南アフリカにある11マイル(約18キロメートル)のコースで行われる予定だった。
・復活プロジェクトの計画発表は来年
プロジェクト頓挫の理由は、記録挑戦にかかる莫大な費用。英国の自動車メディアによれば、南アフリカの地に飛び、500〜600マイル毎時(約805〜966キロメートルアワー)を達成するには、500万ポンド(約7億1100万円)が必要だという。さらに、現在の最高記録を打ち破り、あと800マイル毎時(約1287キロメートルアワー)アップさせるためには1500万ポンド(約21億3000万円)、1000マイル毎時(約1609キロメートルアワー)に達するには、冒頭で述べた通り、2500万ポンド(約37億円)の経費がかかる。そんな“金食い虫”プロジェクトの救世主となったのが、件のウォーハースト氏。自動車エンジニアリング分野で大きな成功をおさめた人物で、専門知識も豊富だそう。現在、どのようにプロジェクトを遂行するか、画策中とのこと。詳細は、来年の早い段階で明かされるらしい。
souce by Sky News
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