元Googleのエンジニア開発のAI学習アプリ「Monoxer」、知識習得のための問題作成から習得判定までを自動で!約1億円の資金調達を実施

元Googleのエンジニア開発のAI学習アプリ「Monoxer」、知識習得のための問題作成から習得判定までを自動で!約1億円の資金調達を実施:



新しい言語や知識を身に着けようと思ったとき、当然のことだが“学習”は欠かせない。参考書を読んだり、専門塾に通ったり、問題集を解いたり。反復を繰り返して習得をしていく。

教える側としては、生徒の学習状況に合わせて、学習のための問題を提供する必要があるが、この“問題を用意する”というのは大変な作業である。

・AI学習アプリ「Monoxer」、約1億円の資金調達

「これが自動でおこなえたら……」そんな願いをかなえてくれるサービスが“知識習得のための問題作成から習得判定までを自動で行うサービス“「Monoxer」だ。このたび、運営元のモノグサ株式会社は、UB Ventures、iSGSインベストメントワークス、ツネイシキャピタルパートナーズから総額約1億円の資金調達を実施した。

調達した資金を元に、塾・予備校への導入、教材開発会社との提携、外国人労働者をはじめとした日本語学習領域への参入、及びサービスの開発に充てる予定で、常石グループとは外国人労働者向けの日本語教育での活用等の協業を検討していくという。

・習得させたい情報を取り込むだけで問題を自動生成

「Monoxer」は、AIを活用した知識習得・定着のためのスマートフォンアプリ。習得したい(習得させたい)情報を「Monoxer」に取り込むだけで、知識習得のための問題が自動生成されるほか、利用者の学習状況から知識の定着度の計測をおこない、問題の出題頻度や難易度を自動で調整してくれる。

2018年5月のサービス本格稼働以降、塾・予備校などの教育領域を中心に導入が進んでいる。そんな導入企業の一つである、留学予備校大手の株式会社アゴス・ジャパンでは、元々自社で作成・保有していたTOEFL®TEST 対策の教材を「Monoxer」に取り込むことで、アナログ教材のスマホ化・アダプティブ化を実現。

おかげで学習者側はいつでもどこでも学習が気軽にできるようになり、1ヶ月の間に4000~6000問、中には1万問以上も解答する生徒もおり、「Monoxer」活用前後でTOEFLスコアが30%以上アップするという結果も出ているという。

今後は学習塾分野以外にも、働き手不足による外国人労働者の増加を受け、従業員教育の分野での活用も進めていく所存だ。

・導入先がコメント

「Monoxer」を導入している株式会社アゴス・ジャパンは以下のようにコメントを寄せている。

「自社で作成していた書籍形式の教材をスマホ化する意図で導入した。実際に使ってみると、学習が苦にならない使い勝手になっていて、かつ個人の習熟度にあった問題が出されるため、覚えられる感覚がある。また、導入コストが非常に安いことも魅力だった。

実際のケースとして、授業参加率も高く、テスト対策もある程度できていたものの、スコアが伸び悩んでいた生徒がいたが、Monoxerを使って英単語を学習したところ、TOEFLのスコア60点の壁を突破することができた。

今後はMonoxer上で、授業のコースに沿った学習コンテンツを作成し、高校生だけでなく、大学生・社会人向けにも展開していきたい。」

情報を取り込むだけで問題作成を自動でしてくれるという手軽さだけでなく、生徒の習熟度に合わせた問題を提示してくれる機能は、紙媒体の画一的な問題集とは一線を画す非常に有効な点だろう。今後の展開に期待したい。

モノグサ株式会社
PR TIMESリリース

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