Google Chrome、Webページによるナビゲーション履歴操作への対策を進める

Google Chrome、Webページによるナビゲーション履歴操作への対策を進める: chrome_64.pngheadless曰く、

Google Chromeで「戻る」ボタンをクリックした際に、Webページがユーザーの意思にかかわらず追加したナビゲーション履歴のエントリーをスキップする機能の実装が進められているようだ(Issue 9071679to5GoogleSlashGearChromium Gerrit[1][2][3])。


Webページの中にはナビゲーション履歴を操作して、ユーザーが前のページに戻ることを困難にするものがある。この問題は2年前から議論されており、Google Chromeにはユーザーの操作によらないナビゲーション履歴追加をブロックする機能が追加されている。ただし、この機能を利用するにはchrome:flagsでフラグ「#enable-history-entry-requires-user-gesture」を有効にする必要があり、デフォルトでは無効になっている。


現在実装が進められているのは、ユーザーの意志によらず追加されたナビゲーション履歴のエントリーをマークしておき、「戻る」ボタンをクリックしたときにスキップするというものだ。ただし、history.back/forward APIや「進む」ボタンの動作には影響しない。この機能の有効/無効を切り替えるフラグ「#enable-history-manipulation-intervention」も追加されている。
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