AWS re:Invent 2018 で開催予定の Amazon DynamoDB セッション、ワークショップ、およびチョークトークのご案内

AWS re:Invent 2018 で開催予定の Amazon DynamoDB セッション、ワークショップ、およびチョークトークのご案内:

AWS re:Invent 2018 がもうすぐ開催されます! この記事には、AWS re:Invent 2018 で行われる、Amazon DynamoDB セッション、ワークショップ、チョークトークの全リストを掲載しています。この記事の情報で、今年のラスベガスでのコンファレンスウィークをうまくスケジューリングしましょう。上司を説得できず、まだ AWS re:Invent 2018 に登録していないのなら、こちらの出張の必要性についてのメモを読んでみてください。

レベル 200 – 入門

DAT201 – Amazon DynamoDB の新情報についてのディープダイブ
これは、DynamoDB の総括的な新着情報のセッションです。新しく発表された機能を紹介し、エンドツーエンドから見た最新のイノベーションを提供します。お客様の成功事例やユースケースもシェアする予定です。DynamoDB の新機能について、一緒に学びましょう。

レベル 300 – 上級

DAT303 – 最大級に重要な資産 (つまり、あなたのデータ) の保護 : DynamoDB を使ったセキュリティベストプラクティス
このセッションでは、DynamoDB に組み込まれているセキュリティ機能と、それらを使用してデータを保護する最善の方法を学びます。利用できるオプションを使って、テーブルへのアクセスとそのテーブルに格納されているコンテンツをどう制御するかを考えます。また、暗号化を使用してテーブルの内容を保護する方法と、データへのアクセスを監視する方法についても説明します。

DAT311-R – Amazon DynamoDB と AWS Lambda を使用したサーバーレスアプリケーションの構築 – ワークショップ形式
先進的デザインとベストプラクティスを使った、全く新しいタイプのワークショップです。このワークショップは、幅広い AWS サーバーレス製品のご紹介と、コンポーネントがどのように連携するかを実証します。このインタラクティブなワークショップでは、ある e コマース会社の発展を考察します。簡素なサーバレス製品カタログから始まって、1日のユーザー数が100万人に達する規模に成長し、その後、分析とほぼリアルタイムでのモニタリングを追加します。ワークショップを進めながら、DynamoDB や AWS LambdaAmazon Kinesisなどの AWS サーバーレスサービスについて詳しく解説していきます。Amazon S3 や、Amazon API GatewayAmazon Cognito、さらにコストを最適化しパフォーマンスを向上させるその他のサービスも使用します。

ワークショップに参加するには、DynamoDB、Lambda、Kinesis の基本知識が必要です。ラップトップと電源ケーブルをお忘れなく。

DAT314 – NoSQL データベースの Amazon DynamoDB への移行
AWS Database Migration Service (AWS DMS) と AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT) は、サポートのある多くのデータソースから、サポートのあるターゲットにデータベースを移行するのを支援します。このセッションでは、AWS DMS と AWS SCT を組み合わせて、MongoDB や Apache Cassandra などの NoSQL データベースを DynamoDB に移行する方法について説明します。AWS DMS と AWS SCT の概要を見てから、サンプルの Cassandra データベースを DynamoDB に移行する方法をお話しします。

DAT320 – 機敏な巨人になる : Amazon DynamoDB が Nike に大規模サービスを提供する仕組み
このセッションでは、Nike Digital が大規模な Cassandra クラスタと Couchbase クラスタを、完全に管理された DynamoDB にどのように移行したかを学びます。Cassandra と Couchbase がどのようにエンジニアリングチームにとって操作上課題の多い状況に挑んだのかを検証し、また、トラフィックの多い製品の立ち上げの際にスケールアップのニーズを満たせなかったことについてもシェアします。DynamoDB の柔軟性あるデータモデルを使って、どのようにして Nike がデータベースクラスタを管理することなく、コンシューマエクスペリエンスの導入に取り組んでいるのかについて解説します。さらに、ベストプラクティスをシェアします。これは、DynamoDB Time to Live (TTL) 、自動スケーリング、オンデマンドバックアップ、ポイントインタイムリカバリ、および Nike のビジネス要件を満たす規模、性能、信頼性を必要とするアプリケーションの適応能力を活用することで、私たちが効率的に学ぶことができたものです。

DAT321 – Amazon DynamoDB の詳しい検証 : 未来のハイパースケールデータベースの構築方法
このセッションでは、DynamoDB が将来のハイパースケールデータベースとしてどのように構築されたのかを学びます。2012 年 1 月、Amazon は、クラウドベースの NoSQL データベースサービスである DynamoDB を立ち上げました。DynamoDB は、ミッションクリティカルなワークロードを実行するのに必要なセキュリティ、可用性、パフォーマンス、および管理性を備え、大規模なサポートにも対応できるよう、全くのゼロから設計されました。DynamoDB の基礎について、そして 10 万人以上のお客様が使用しているこの完全管理型の非リレーショナルデータベースの運用方法についてお話しするのは、このセッションが初めてです。認証、メタデータ、ストレージノード、ストリーム、バックアップ、およびグローバルレプリケーションのために、アプリケーションが DynamoDB とどのように連携するかについて、基礎的な技術的側面を解説します。

DAT325 – Amazon DynamoDB を使って、どのようにして Oath (Verizon Company) が マルチリージョン GDPR アプリケーションを構築したか
AOL と Yahoo! がインターネットの使用権に関して統合を進めている中、一般データ保護規制 (GDPR) に準拠するため準備された Verizon 社の Oath ですが、世界のユーザーのために、同意と利用規約に関するアプリケーションを開発、展開することとなりました。このクラウドネイティブサービスは、世界中の複数の AWS リージョンに展開され、DynamoDB グローバルテーブルを使用して、データ同期を可能にしました。このサービスは2018 年 4 月に開始し、数億人の Oath ユーザーのニーズを満たせるほどに拡大しました。

DAT332 – GEアビエーションが Cassandra から Amazon DynamoDB に移行した理由
GEアビエーションは、myGEAviation というカスタマーポータルを通じて、部品とサービスを販売し、年間売上高 17 億ドルを達成しています。このポータルでは、カスタマーエクスペリエンスを強化するために、ユーザーが特定の変数を入力し、後で表示できるカスタムレポートを作成できるようにしてます。この p-dataquery と呼ばれるアプリケーションは、Cassandra データベースのパフォーマンスとスケーラビリティに関する課題を抱えていました。このセッションでは、GE アビエーションが、p-dataquery を再構築し、こうした課題を DynamoDB を使用して解決した方法について解説します。加えて、新しいアーキテクチャで、Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) を使用することで、GE が並行性とキャパシティの問題をどのように解決したかを学びます。

DAT333 – Amazon DynamoDB の実際のユースケース
このチョークトークでは、DynamoDB を使用して、実際のユースケースのデータモデルとソリューションをみんなで設計します。あなたの DynamoDB を少し構築 (またはテスト) してみましょう。あなたのこれまでの体験とベストプラクティスをシェアしませんか。DynamoDB の専門家に質問もどうぞ。

DAT341 – Oracle から Amazon DynamoDB への財務会計システムの移行
このセッションでは、Amazon が使用する財務会計と経理システムを、Oracle から AWS に移行した経験から学んだことを解説します。重要なシステムを Oracle から AWS に移行する企業のパフォーマンスと費用対効果についてお話しします。適切なアプリケーションのための適切な AWS サービスを選択するのに使う決定フレームワーク、およびデータベースの移行時のプロジェクト管理のベストプラクティスについても説明します。

DAT342 – Amazon DynamoDB と AWS Lambda を使用したマイクロサービスアーキテクチャの実装
このチョークトークでは、DynamoDB と AWS Lambda を使用したマイクロサービスアーキテクチャのための、信頼できるイベント配信用にブロックを構築することから始めます。次に、これらの構築ブロックを使用して最終的に安定したトランザクション動作を実装し、サーバーレスマイクロサービスでコマンドクエリ責任分離 (CQRS) パターンを使ったクエリをサポートする方法について説明します。途中で、イベント駆動形リクエスト/レスポンス設計のトレードオフと利点についてお話しします。スケール、パフォーマンス、およびコストのための DynamoDB と Lambda を基礎とした信頼性の高い配信および処理パイプラインのチューニングについても詳しく解説します。

DAT345 – GumGum を Cassandra から Amazon DynamoDB に移行する方法
GumGum は最近、Apache Cassandra から DynamoDB に移行しました。このセッションでは、さまざまな NoSQL データベースオプションの比較を含む、プロセスで行われたアーキテクチャと設計の意思決定についてお話しします。移行プロセスを計画して完了するための、正当な理由とそのステップを説明します。最後に、パフォーマンス向上、コスト削減、メンテナンス削減など、移行のメリットと成果について解説します。

DAT347 – Amazon が小売、マーケットプレイス、およびデジタル向けのアイテムを DynamoDB に移行した方法
このセッションでは、Amazon.com が AWS DMS を使用して、2 ヵ月で 6 千億レコード以上を DynamoDB に移行した方法を学びます。Oracle データベースと比較しながら、アプリケーションを水平にスケーリングして (さらに制限付きのデータベース接続の問題を回避して)、高可用性とコスト削減を実現することについてお話します。優れたバックアップとリストア機能、ポイントインタイムリカバリ、単純化したアーキテクチャ、グローバルな 2 次インデックスなど、DynamoDB の利点についても説明します。

DAT349 – Amazon DynamoDB グローバルテーブルのディープダイブ
Amazon DynamoDB のグローバルテーブルは、完全管理型のマルチリージョンおよびマルチマスターデータベースを提供します。グローバルテーブルを使用すると、テーブルデータを複数の AWS リージョンに複製して高可用性を実現します。さらにアプリケーションに DynamoDB テーブルへのローカルアクセスを提供し、高速な読み書きパフォーマンスが可能となります。このチョークトークでは、グローバルテーブルを設計する際の成功の秘訣について深く掘り下げる予定です。グローバルテーブルのスループットキャパシティを正しく管理し、グローバルテーブルの複製の仕組みを深く理解しましょう。また、独自のグローバルアプリケーションの構築と最適化に役立つ、参照アーキテクチャとサンプルをご紹介します。

DAT352-R – 非リレーショナルデータベースを AWS に移行する
このセッションでは、Cassandra や MongoDB などの非リレーショナルデータベースを DynamoDB に移行する方法を学びます。AWS DMS と AWS SCT を使用して,迅速かつ安全に移行する方法についてと、ソースデータベースの機能を DynamoDB でどのように実装するかを説明します。

DAT357-R – Amazon DynamoDB でインターネット規模のアプリケーションを構築する
DynamoDB は、信頼性の高いパフォーマンスをあらゆる規模で提供できる非リレーショナルデータベースです。これは完全管理型マルチリージョンのマルチマスターデータベースで、レイテンシーは一桁台のミリ秒単位の安定性です。また、ビルトインのセキュリティ、バックアップとリストア、およびメモリ内キャッシュを提供します。DynamoDB を使用した、インターネット規模のアプリケーションを構築する方法について、一緒に学びましょう。

DAT365 – フィクションと事実を分ける : Amazon DynamoDB のスケーリングと適応容量
スパイクの多い、あるいは予想不可能なワークロードを実行する予定があるあなた。 トラフィックを均等に分散できないことに頭を抱えているあなた。 セッションでは、不均衡なワークロードを DynamoDB がどのように調整し、スロットリングを排除するのかを学びます。このセッションに参加すれば、自信を持って構築できるようになるでしょう。DynamoDB がデータをどのようにシャードするのか、パーティションの管理方法、および適応できる能力によって容量管理を簡略化する方法について詳しく解説します。

レベル 400 – エキスパート

DAT401 – Amazon DynamoDB のディープダイブ : DynamoDB の高度なデザインパターン
このエキスパートレベルのセッションでは、さまざまなビジネス上の問題に対してスケーラブルなソリューションを提供するために Amazon.com が使用している実装およびベストプラクティスを要約し、そのパターンとデータモデルについて説明します。さらに、グローバルな二次インデックスのシャーディングとインデックスのオーバーロード、具体化したクエリによるスケーラブルなグラフ処理、コンポジットキーによるリレーショナルモデリング、および DynamoDB でのトランザクションワークフローを実行するための戦略についてもお話しします。

DAT404-R – Amazon DynamoDB の高度なデザインパターン – ワークショップ形式
この体験型ワークショップは、DynamoDB アプリケーションの設計とメンテナンスに携わっている開発者、エンジニア、およびデータベース管理者を対象としています。大規模アプリケーション用に実績のある NoSQL デザインパターンの概説から始めます。次に、パフォーマンスとコストのために最適化してある DynamoDB テーブルとインデックスの設計中に学んだ教訓を、段階的に適用していきます。このセッションで、サイズや規模にかかわらず拡張可能な DynamoDB アプリケーションを構築およびモニターする知識を、ぜひ身につけてください。

このワークショップに参加するには、DynamoDB の基本的な知識が必要です。ラップトップと電源ケーブルをお忘れなく。

まとめ

このブログは、re:Invent 2018 開催前と開催中に行われる DynamoDB に関連したコンテンツをご紹介する最初の記事です。この投稿の内容に関してシェアしたい情報があれば、ツイートするか、直接メッセージしてください@DynamoDB


今回のブログ投稿者について

Craig Liebendorfer Craig Liebendorfer は、アマゾン ウェブ サービスのシニアテクニカルエディタです。








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