【AWS re:Invent】Monday Night Liveで発表されたAmazon SageMaker Neoについて

【AWS re:Invent】Monday Night Liveで発表されたAmazon SageMaker Neoについて:

docomo Developer supportの赤塚です.

AWS re:Invent 2018Monday Night Liveで下記のリリースがアナウンスされました.AWS News Blogでも早速記載されていますが,現時点では本投稿で記載のAmazon SageMaker Neoの記載はありません.

  • AWS Global Accelerator
  • AWS Transit Gateway
  • Amazon EC2 A1 Instances
  • 100 gigabit networking
  • Amazon EC2 C5n Instances
  • Amazon EC2 P3dn Instances
  • Elastic Fabric Adaptor
  • Amazon SageMaker Neo
  • Firecracker


001.png


発表されたAmazon SageMaker Neoについて記載いたします.


Amazon SageMaker Neo

Train models once, and run/deploy them anywhere

Amazon SageMaker Neoはディープラーニングのモデルコンパイラです.一回の学習で複数のハードウェアに最適化されたモデルを作成することができます.ハードウェアごとに最適化されることにより,パフォーマンスが従来の最大2倍まで改善されます.パフォーマンスが指しているのが認識時間,学習時間,認識精度のどれを指しているのかがわからないです.

今週リリースされるようです



002.png


以下に簡易的な処理フローが記載されています.利用可能なフレームワークとしては①AWSが公式サポートしているmxnet,②デファクトのTensorflow,③Deep Learningの利用者から最近人気が高いPyTorchがサポートされる予定.



005.png


ハードウェアパートナー



004.png


Amazon SageMaker Neoはオープンソース化されるようです.



003.png


ハードウェアの最適化をAWSが実施してくれることで,データサイエンティストはハードウェアを意識せずに学習アルゴリズムの開発に専念できること,様々なデバイスに対する機械学習の適応が容易になることにより,今後Amazon SageMakerを利用したサービスの範囲が拡充するように思いました.

どうでもいいことですが,日本語だとNeoはネオと発音しますが,英語だとNeoはニオと発音します.

コメント

このブログの人気の投稿

投稿時間:2021-06-17 05:05:34 RSSフィード2021-06-17 05:00 分まとめ(1274件)

投稿時間:2021-06-20 02:06:12 RSSフィード2021-06-20 02:00 分まとめ(3871件)

投稿時間:2020-12-01 09:41:49 RSSフィード2020-12-01 09:00 分まとめ(69件)