熱帯低気圧のタマゴをAIで高率に検出することに成功
熱帯低気圧のタマゴをAIで高率に検出することに成功: 最近、なにかと話題の人工知能(AI)を、気象学に応用するための研究が急速に進んでいる。AIが得意とする「深層学習」により画像のパターンを見分ける手法も、そのひとつだ。この分野の情報処理に詳しい海洋研究開発機構の松岡大祐(まつおか だいすけ)技術研究員は、「1年ほど前までは、人間にできることを、AIにもやらせてみようとしていた。最近は、人間にできないことをAIで実現する可能性を探る研究が出始めている」という。松岡さんらの研究グループがこのほど発表した論文は、やがて台風になるかもしれない熱帯低気圧を、まだその手前の「熱帯低気圧のタマゴ」の段階でAIに発見させることをテーマにしている。
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