来年から「アンビエントコンピューティング」がゴリ押しされるという予言

来年から「アンビエントコンピューティング」がゴリ押しされるという予言: technology_64.pngあるAnonymous Coward曰く、

Computerworld誌によると、将来、技術の大規模な統合が行われた結果、コンピュータを使わずにインターネットを利用できるようになるという。20年後には、スマートフォンを手に取ったり、パソコンの前に座るとった行為は、古くさく感じられることになるとしている。この考え方はアンビエントコンピューティングと呼ばれるものだ。


日経xTECHによれば、アンビエントコンピューティングとは、自宅やオフィスなどの環境(アンビエント)そのものがコンピュータとなり、ユーザーがいつでもどんな方法でも情報にアクセスしたり、環境の中にある様々なデバイスを自由に操作したりできるようになるというものらしい。端的に言えばスマートスピーカーのような機器がコンピューティングの主役になるという考えだ。


アンビエントコンピューティングデバイスは、目に見えないバックグラウンドで動作する。機器は人間個人を識別や監視し、音声を聞いて、認識されたニーズと習慣に対応している。Computerworld誌の記事によるアンビエントコンピューティングの定義は、「ユーザーの積極的な参加なしで自動で発動するコンピューティングサービス」ということになる。


来年から再来年に掛けて「アンビエントコンピューティング」という言葉はあらゆる宣伝に含まれ氾濫することになるだろう。あらゆる種類のIT製品、ビジネスサービス、統合ソリューションにこの言葉が含まれる。しかし、こうしたさまざまな宣伝では、この言葉が何を意味するかはほとんど説明しないだろう。


Computerworld誌の記事では、アンビエントコンピューティングという単語は重要ではあるが、ユーザーインターフェイスの進化の一部でしかない、という点を記憶しておいて欲しいと締めくくっている(ComputerworldSlashdot)。
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