LINEの最適な投稿時間と頻度は? 2018年1年分!600アカウント・25,000以上の投稿を徹底集計!
LINEの最適な投稿時間と頻度は? 2018年1年分!600アカウント・25,000以上の投稿を徹底集計!:
新しいサービスに移行するとはいえ、LINEアカウントの投稿をユーザーに配信することには変わりありません。では、どのようにすれば効率よくユーザーに配信できるのでしょうか?
今回は、2018年1月~12月の1年間にわたり、全606アカウント・25249投稿を大きく9ジャンルに分けて調査しました。LINEメッセージを配信する際の参考にしてみてください。
※前回記事:LINEの最適な投稿時間と頻度は? 3か月、全290アカウント・3040投稿を徹底分析!
※前々回記事【徹底分析】LINE投稿の最適な投稿時間と頻度とは? 全263アカウント・1024投稿を大調査!
ミツカン、宅配寿司 銀のさら、澪 スパークリング清酒、ロッテ、キユーピー、ほっともっと、伊藤園、AJINOMOTO、レッドブル・ジャパン、ネスレ通販、evian、森永製菓、バーガーキング、おとなサントリー、ヤマザキビスケット、不二家、松屋、かっぱ寿司、ドミノ・ピザ、吉野家、プリマハム、ハウス食品グループ、アサヒ飲料、ジョージア、カルピス、亀田製菓、ポッキー、ミスタードーナツ、しゃぶしゃぶ温野菜、ブルボン、キリン、サーティワンアイスクリーム、築地銀だこ、マクドナルド、チョコラBB、サントリー、ハーゲンダッツ、ケンタッキーフライドチキン、牛角、コカ・コーラ、すき家、すかいらーく、UCC上島珈琲、カゴメ、霧島酒造、kurashiru[クラシル]、LINEデリマ
また、「マクドナルド」や「ケンタッキー」などのファーストフードはお昼時が中心。「牛角」「すかいらーく」といった外食産業のアカウントは夕方が多く、「おとなサントリー」を始めとするアルコール飲料系のアカウントは夕食以降の晩酌時が多くなっています。「ジョージア」や「プリマハム」など、特定の時間で訴求する必要性があまりないものはランダムな投稿になっているなど、各アカウントの特徴によって違いが見られました。
休日前の金曜日と、週初めの月曜日を避けたちょうど良い日数間隔の火曜日が好まれているようです。また、日曜の投稿が極端に少ないのは、翌日から仕事を再開する人が多いため、情報を提供しても消費行動に直結するような効果が薄いためだと思われます。
洋服の青山、Samansa Mos2、RyuRyu(リュリュ)、クロックス、aimerfeel(エメフィール)、Levis、ワールド、ライトオン、ウサギオンライン、FABIA(ファビア)、ベイクルーズ、靴シュープラザ(SHOE・PLAZA)、オンワード・クローゼット、LACOSTE、ラシット、mac-house(マックハウス)、haco!、WEGO (ウィゴー)、バースデイ、[.st] / ドットエスティ、ワコール、ZARA、プーマ ジャパン、ギャップ ジャパン、ピーチジョン、ハニーズ、アメリカンイーグル、ニコアンド、Heather (ヘザー)、スタディオクリップ、ショップリスト、ニューバランス ジャパン、アベイル、フォーエバー21、ロぺピクニック、ナイキジャパン、アディダス ジャパン、アモスタイル バイ トリンプ、Rady、H&M、しまむら、アース ミュージック&エコロジー、スーツの 「はるやま」、グローバルワーク、LEPSIM (レプシィム)、ローリーズファーム、BEAMS、ユニクロ、サマンサタバサグループ、AOKI メンズ・レディース専門店、JINS、ジーユー、TOMMY HILFIGER、ViS(ビス)、ナノ・ユニバース、PANDORA、eimy istoire、DoCLASSE ドゥクラッセ、Theory、SMbrand、SWAROVSKI、CALVIN KLEIN
また「ユニクロ」や「ジーユー」などのファストファッションや価格帯が比較的低いブランドは、8時~12時台の投稿が中心。40代をターゲットとして業績を伸ばしている「DoCLASSE ドゥクラッセ」はお昼時がほとんど。「バーバリー」などの高価格商品を扱うハイブランドは夕方以降の時間帯に投稿する傾向が見られ、各ブランドがターゲット層に合う時間帯を選んで配信していると考えられます。
ヴァレンティノ、MIU MIU、PRADA、ディオール、LOUIS VUITTON、フェンディ、Moncler、GQ JAPAN、GUCCI、SPUR、MICHAEL KORS、VOGUE JAPAN、イヴ・サンローラン・ボーテ、COACH、Burberry、ディオール ビューティー、Ralph Lauren、ドルチェ&ガッバーナ、CALVIN KLEIN、ELLE Japan
いずれにしろ夜の投稿が多く、社会人の帰宅後、リラックスして余裕がある時間帯を狙っていると考えられます。
山田養蜂場、&mall(アンドモール)、&Habit(アンドハビット)、健康コーポレーション、森下仁丹、オムニ7、MTG、イケア・ジャパン、アンファー、アルペングループ、トイザらス・ベビーザらス、ショップジャパン、LINEデリマ、アカチャンホンポ、バンダイ、マルイ、西松屋、パルコ、銀座三越、西友 SEIYU、サウンドハウス、ゾゾタウン、イトーヨーカドー、ギルト(GILT)、スギ薬局、ニッセン、西武・そごう、イエローハット、ルミネ、ニトリ、伊勢丹新宿本店、セブンネット、メガネスーパー、Amazon.co.jp(アマゾン)、阪急うめだ本店、楽天市場、大丸・松坂屋、無印良品、イオン、コンタクトのアイシティ、ファミリーマート、マツモトキヨシ、ローソン、cecile(セシール)、dinos(ディノス)、ダイレクトテレショップ、AINZ&TULPE(アインズ&トルペ)、テスコム、ベルーナ、Wowma!、ジャパネット、北欧、暮らしの道具店、BUYMA、ウエルシアグループ、旭化成ホームプロダクツ、幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル
「ジャパネット」「ベルーナ」などの通販系と「マツモトキヨシ」「スギ薬局」などのドラッグストアは9時頃の早い時間帯が中心、「銀座三越」「楽天市場」などの総合小売・ショップモール系は夕方~20時頃が中心です。また、「トイザらス・ベビーザらス」は両方の時間帯で投稿を行っています。
業種というよりは、取り扱い商材と店舗形態によって配信の時間帯が異なるといえるでしょう。
火・木曜日に投稿すると平日中の消費行動を促すことができ、金・土曜日に投稿すると休日である土日の消費行動を促すことができるからでしょう。
ただ、食品などに比べると、消費者が購買意欲を発揮するタイミングがわかりづらいため、投稿のタイミングによる大きな効果の差はないように思われます。
イハダ、タカミ、ドモホルンリンクル、Fracora、イプサ、SK-Ⅱ、EYEMANIA、江原道Skinvill、BOTANIST、ヒフミドby小林製薬、@cosme、プロアクティブ+、RMK、草花木果、ANNA SUI COSMETICS、ハーバー、JILL STUART Beauty、ランコム、シュウ ウエムラ、ロクシタン、MAC COSMETICS、ファンケル、クリニーク、オルビス、アテニア、DHC、ドクラーシーラボ、エスティ ローダー、資生堂 ワタシプラス、ライスフォース、ゲラン、ルルルン、米肌、FABIUS、ミュゼプラチナム、メディプラス、Floranotisjillstuart、ていねい通販、クラブコーセー、N organic、スック、MimiTV、KALOS(カロス)
一方で、就寝や朝の準備時間にあたる22時~翌7時台の配信は、年間を通して一切ありませんでした。
購買タイミングも人それぞれのため、平日を通して訴求している印象があります。ただそのなかでも、土日の購買意欲を促すために金曜日の投稿数が最も多くなるのは、他ジャンルと同様でした。
旭化成ホームプロダクツ、ガッチャ!モール、三菱地所レジデンス、カーブス、シャンブル、Mouse、ヤフー・ジャパン、食べログ、きこりん(住友林業)、ヤマト運輸、ベルメゾン、ライザップ、郵便局 [ぽすくま]、フェリシモ、ホームメイト・リサーチ、レオパレス21、P&Gマイレピ、大東建託、ファーウェイ・ジャパン、アットホーム、Y!mobile (ワイモバイル)、スタジオアリス、NTTドコモ、ソフトバンク、NTTコミュニケーションズ、クラブパナソニック、au、LOVE in Action、エーザイ セルフケア、ふくしま応援隊、Lidea by LION、積水ハウス、長谷工グループ、フィールドキャスター、SNSカウンセリング~ココロの健康相談~、たまひよ、東京個別指導学院、タウンワーク、マイナビバイト、生涯学習のユーキャン、スタディサプリ高校講座・大学受験講座、エンバイト、進研ゼミ、エン派遣、こどもちゃれんじ、エン転職、バイトル、パン田一郎、an、いぬ・ねこのきもち、KUMON、スタッフサービスグループ、スタディサプリ、ホリプロ保育園
午前中しか投稿していない「バイトル」や「シャンブル」に対して、夕方以降でしか投稿していない「エーザイ セルフケア」や「進研ゼミ」など、各アカウントの戦略が見受けられます。他ジャンルに比べてわかりやすく投稿時間帯の傾向が出ています。
このジャンルには、教育事業や派遣事業、運送事業や通信などさまざまな企業が属しているため、それらの戦略の違いが、相関のあまりない結果になる要因だと考えられます。
JR九州、クラブツーリズム、BMW Japan、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、TOHOシネマズ、Honda、カーセンサー、AIRDO、エクスペディア、サンリオピューロランド、グーネット、ボートレース、MINI Japan、Hotels.com Japan、Suica、ダイハツ、ソラシドエア、ラウンドワン、JTB、JAL、ジェットスター、TOYOTA、劇団四季、ENEOS(JXTGエネルギー)、ANA、エイチ・アイ・エス、東京ディズニーリゾート、七夕プロジェクト2018、女子高生ミスコン
同ジャンルは土日の外出に向けて情報を訴求しているため、土日のアクションに最も大きな影響を与えうる金曜日に多く投稿していると考えられます。
かんぽ生命【かんぽくん】、イオン銀行、明治安田生命、宝くじ、全労済、smart WAON(スマートワオン)、イオンカード、あいおいニッセイ同和損保、楽天カード、電子マネーnanaco、アメックス、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、りそなグループ、三井住友銀行、SBI証券、クイックペイ、アフラック、JCB、オリコ、SMBCモビット、住友生命
「住友生命」や「みずほ銀行」など、多くの企業が正午頃を中心に、上記の時間帯で投稿しています。
有吉弘行のダレトク!?、妖怪ウォッチ、相棒、大河ドラマ「西郷どん」-SEGODON-、超!タテアニメディア、世界の村のどエライさん、IKEFES、コンフィデンスマンJP、モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー、リメンバー・ミ―(ミュージック)、Missデビル 人事の悪魔・椿眞子、オドモTV、シグナル 長期未解決事件捜査班、シブヤノオト、フジテレビ☆S-PARK、フリーマガジン/フリーギャラリー、火曜ドラマ「花のち晴れ」、崖っぷちホテル!、金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」、正義のセ、日曜劇場「ブラックペアン」、木曜ドラマF「ラブリラン」、連続テレビ小説「半分、青い。」、FNN LIVE、キミだけにモテたいんだProject、ディスカバリーチャンネル 番組情報、ドラマ「やれたかも委員会」、私の守護神 ウラーザくん2、青春高校3年C組、天才バカボン、U-NEXT、ドラマL「幸色のワンルーム」、絶対零度~未然犯罪潜入捜査~、超!アニメビーンズ、M-1グランプリ、グッド・ドクター、サバイバル・ウエディング、ゼロ 一獲千金ゲーム、フジテレビ系音楽情報番組「Tune」、火曜ドラマ『義母と娘のブルース』、金曜ドラマ「チア☆ダン」、健康で文化的な最低限度の生活、高嶺の花、探偵が早すぎる、OMNIA’S NEXT、PRINCE OF LEGEND、日曜劇場「この世界の片隅に」、今日から俺は!!、マーベル、金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』、土曜ドラマ「ドロ刑」、黄昏流星群~人生を折り返し、恋をした~、僕らは奇跡でできている、ドラマL「深夜のダメ恋図鑑」、ブラックスキャンダル、連続テレビ小説「まんぷく」、火曜ドラマ『中学聖日記』、日曜劇場『下町ロケット』、芸能人格付けチェック、SUITS/スーツ、旅スルおつかれ様~ハーフタイムツアーズ、獣になれない私たち、ライブレボルト、山崎貴、LINE LIVE HITS!、ランティス、葉加瀬太郎サマーフェス、Billboard JAPAN、MOYA GamesTV、LIVEミュージックチャンネル、村松亮太郎、Ultra Japan、他202アカウント
さまざまなジャンルのニュースや情報、ドラマ・映画などの娯楽に関連するアカウントが多いため、お昼休みや1日の仕事・学業が終わって自宅でくつろぐ時間帯を狙っているという戦略が伺えます。また、ニュース系は、速報配信などの即時性が重要視されます。他のジャンルには見られない、23時から早朝にかけての投稿本数がそれなりに存在するのも、このためだといえるでしょう。
なかでもLINEは、高いアクティブ率を誇り、メッセージ配信においては開封率・反応率が非常に高いSNSです。しかし、そのアクティブ率の高さゆえに、あまりにもメッセージの配信頻度が多い場合や、ターゲットの生活スタイルにそぐわないタイミングでの配信をした場合、即ブロックされてしまう危険性もあります。
メッセージ配信による効果の最大化を狙うのであれば、本記事を参考にしつつ、自社のターゲットの年齢・生活サイクル・ニーズなどとマッチした配信計画を立てることが重要でしょう。また自社の情報が受け入れられやすい時間帯・曜日を見つけるために効果測定を行うことも必要です。例えば12:01や12:28のように、数分だけ前後にずらすような工夫なども加えてみて下さい。
今や多くの企業が、情報発信やマーケティングにSNSを活用しています。なかでもLINE公式アカウントやLINE@アカウントの運用は、今や代表的な宣伝手法の1つといえるでしょう。2019年春にはLINE@とLINE公式アカウントのサービスは統合され、新たな「LINE公式アカウント」に生まれ変わる予定となっています。
新しいサービスに移行するとはいえ、LINEアカウントの投稿をユーザーに配信することには変わりありません。では、どのようにすれば効率よくユーザーに配信できるのでしょうか?
今回は、2018年1月~12月の1年間にわたり、全606アカウント・25249投稿を大きく9ジャンルに分けて調査しました。LINEメッセージを配信する際の参考にしてみてください。
※前回記事:LINEの最適な投稿時間と頻度は? 3か月、全290アカウント・3040投稿を徹底分析!
※前々回記事【徹底分析】LINE投稿の最適な投稿時間と頻度とは? 全263アカウント・1024投稿を大調査!
- ■目次
- 調査概要
- 調査結果
- まとめ
1.調査概要
2018年1月1日から12月31日までの1年間に配信された、606アカウント・25249投稿を対象に調査を行いました。設定画面(画面右下)から「公式アカウント」を開き、「カテゴリ」から下記9ジャンルに絞って調査を始めました。
- グルメ・フード
- ファッション
- ラグジュアリー
- 買い物
- ビューティ
- 暮らし/学ぶ・働く
- お出かけ
- お金
- メディア・エンタメ
2.調査結果
①グルメ・フード
対象アカウント
全47アカウントミツカン、宅配寿司 銀のさら、澪 スパークリング清酒、ロッテ、キユーピー、ほっともっと、伊藤園、AJINOMOTO、レッドブル・ジャパン、ネスレ通販、evian、森永製菓、バーガーキング、おとなサントリー、ヤマザキビスケット、不二家、松屋、かっぱ寿司、ドミノ・ピザ、吉野家、プリマハム、ハウス食品グループ、アサヒ飲料、ジョージア、カルピス、亀田製菓、ポッキー、ミスタードーナツ、しゃぶしゃぶ温野菜、ブルボン、キリン、サーティワンアイスクリーム、築地銀だこ、マクドナルド、チョコラBB、サントリー、ハーゲンダッツ、ケンタッキーフライドチキン、牛角、コカ・コーラ、すき家、すかいらーく、UCC上島珈琲、カゴメ、霧島酒造、kurashiru[クラシル]、LINEデリマ
時間別
グルメ・フードのアカウントでは、昼食と夕食の時間帯を中心に日中の投稿が多く、21時~翌7時台の配信はほとんどありません。
また、「マクドナルド」や「ケンタッキー」などのファーストフードはお昼時が中心。「牛角」「すかいらーく」といった外食産業のアカウントは夕方が多く、「おとなサントリー」を始めとするアルコール飲料系のアカウントは夕食以降の晩酌時が多くなっています。「ジョージア」や「プリマハム」など、特定の時間で訴求する必要性があまりないものはランダムな投稿になっているなど、各アカウントの特徴によって違いが見られました。
曜日別
火曜日と金曜日に比較的投稿が集中しています。
休日前の金曜日と、週初めの月曜日を避けたちょうど良い日数間隔の火曜日が好まれているようです。また、日曜の投稿が極端に少ないのは、翌日から仕事を再開する人が多いため、情報を提供しても消費行動に直結するような効果が薄いためだと思われます。
②ファッション
対象アカウント
全62アカウント洋服の青山、Samansa Mos2、RyuRyu(リュリュ)、クロックス、aimerfeel(エメフィール)、Levis、ワールド、ライトオン、ウサギオンライン、FABIA(ファビア)、ベイクルーズ、靴シュープラザ(SHOE・PLAZA)、オンワード・クローゼット、LACOSTE、ラシット、mac-house(マックハウス)、haco!、WEGO (ウィゴー)、バースデイ、[.st] / ドットエスティ、ワコール、ZARA、プーマ ジャパン、ギャップ ジャパン、ピーチジョン、ハニーズ、アメリカンイーグル、ニコアンド、Heather (ヘザー)、スタディオクリップ、ショップリスト、ニューバランス ジャパン、アベイル、フォーエバー21、ロぺピクニック、ナイキジャパン、アディダス ジャパン、アモスタイル バイ トリンプ、Rady、H&M、しまむら、アース ミュージック&エコロジー、スーツの 「はるやま」、グローバルワーク、LEPSIM (レプシィム)、ローリーズファーム、BEAMS、ユニクロ、サマンサタバサグループ、AOKI メンズ・レディース専門店、JINS、ジーユー、TOMMY HILFIGER、ViS(ビス)、ナノ・ユニバース、PANDORA、eimy istoire、DoCLASSE ドゥクラッセ、Theory、SMbrand、SWAROVSKI、CALVIN KLEIN
時間別
8-9時台の通勤通学時間、12時台のお昼時、17時以降の帰宅時間、この3つの時間帯に投稿していることがわかります。
また「ユニクロ」や「ジーユー」などのファストファッションや価格帯が比較的低いブランドは、8時~12時台の投稿が中心。40代をターゲットとして業績を伸ばしている「DoCLASSE ドゥクラッセ」はお昼時がほとんど。「バーバリー」などの高価格商品を扱うハイブランドは夕方以降の時間帯に投稿する傾向が見られ、各ブランドがターゲット層に合う時間帯を選んで配信していると考えられます。
曜日別
他の日と比較して投稿本数が突出しているのが金曜日です。2位の土曜日と比べても、金曜日は2倍以上の本数となっています。金曜日に新商品やブランドの最新情報を配信することで、週末の外出や買い物での購買意欲を高めようとする各アカウントの戦略が伺えます。
③ラグジュアリー
対象アカウント
全20アカウントヴァレンティノ、MIU MIU、PRADA、ディオール、LOUIS VUITTON、フェンディ、Moncler、GQ JAPAN、GUCCI、SPUR、MICHAEL KORS、VOGUE JAPAN、イヴ・サンローラン・ボーテ、COACH、Burberry、ディオール ビューティー、Ralph Lauren、ドルチェ&ガッバーナ、CALVIN KLEIN、ELLE Japan
時間別
「SPUR」や「VOGUE JAPAN」などの一部アカウントが、ほぼ毎日という頻度で22時台に頻繁に投稿するため、データに偏りが出ています。そんななか「ディオール」や「COACH」など、お昼12時台と夜19時台に投稿時間を分けて運用しているアカウントも見受けられました。
いずれにしろ夜の投稿が多く、社会人の帰宅後、リラックスして余裕がある時間帯を狙っていると考えられます。
曜日別
ファッションと比べると、金曜日の投稿が最多というのは同じですが、平日の投稿が多く均一感があります。火曜日から木曜日にかけては毎日220投稿程度で推移し、金曜日に増加。休日に向けて訴求していこうという意図が感じられます。
④買い物
対象アカウント
全56アカウント山田養蜂場、&mall(アンドモール)、&Habit(アンドハビット)、健康コーポレーション、森下仁丹、オムニ7、MTG、イケア・ジャパン、アンファー、アルペングループ、トイザらス・ベビーザらス、ショップジャパン、LINEデリマ、アカチャンホンポ、バンダイ、マルイ、西松屋、パルコ、銀座三越、西友 SEIYU、サウンドハウス、ゾゾタウン、イトーヨーカドー、ギルト(GILT)、スギ薬局、ニッセン、西武・そごう、イエローハット、ルミネ、ニトリ、伊勢丹新宿本店、セブンネット、メガネスーパー、Amazon.co.jp(アマゾン)、阪急うめだ本店、楽天市場、大丸・松坂屋、無印良品、イオン、コンタクトのアイシティ、ファミリーマート、マツモトキヨシ、ローソン、cecile(セシール)、dinos(ディノス)、ダイレクトテレショップ、AINZ&TULPE(アインズ&トルペ)、テスコム、ベルーナ、Wowma!、ジャパネット、北欧、暮らしの道具店、BUYMA、ウエルシアグループ、旭化成ホームプロダクツ、幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル
時間別
朝から昼11時台にかけてと、17時~20時台の投稿が目立ちます。
「ジャパネット」「ベルーナ」などの通販系と「マツモトキヨシ」「スギ薬局」などのドラッグストアは9時頃の早い時間帯が中心、「銀座三越」「楽天市場」などの総合小売・ショップモール系は夕方~20時頃が中心です。また、「トイザらス・ベビーザらス」は両方の時間帯で投稿を行っています。
業種というよりは、取り扱い商材と店舗形態によって配信の時間帯が異なるといえるでしょう。
曜日別
火曜日と、木曜日~土曜日に比較的投稿が集中していることがわかります。特に木曜日から土曜日にかけては、投稿本数が日ごとに増加しています。
火・木曜日に投稿すると平日中の消費行動を促すことができ、金・土曜日に投稿すると休日である土日の消費行動を促すことができるからでしょう。
ただ、食品などに比べると、消費者が購買意欲を発揮するタイミングがわかりづらいため、投稿のタイミングによる大きな効果の差はないように思われます。
⑤ビューティ
対象アカウント
全44アカウントイハダ、タカミ、ドモホルンリンクル、Fracora、イプサ、SK-Ⅱ、EYEMANIA、江原道Skinvill、BOTANIST、ヒフミドby小林製薬、@cosme、プロアクティブ+、RMK、草花木果、ANNA SUI COSMETICS、ハーバー、JILL STUART Beauty、ランコム、シュウ ウエムラ、ロクシタン、MAC COSMETICS、ファンケル、クリニーク、オルビス、アテニア、DHC、ドクラーシーラボ、エスティ ローダー、資生堂 ワタシプラス、ライスフォース、ゲラン、ルルルン、米肌、FABIUS、ミュゼプラチナム、メディプラス、Floranotisjillstuart、ていねい通販、クラブコーセー、N organic、スック、MimiTV、KALOS(カロス)
時間別
12時が突出して多く、他には午前中と17時~20時頃に投稿しているアカウントが多いようです。主婦やOLなどの幅広い層の女性がメインターゲットとなるため、全体的に投稿時間が散らばっています。
一方で、就寝や朝の準備時間にあたる22時~翌7時台の配信は、年間を通して一切ありませんでした。
曜日別
水曜日から金曜日にかけての投稿が多いです。
購買タイミングも人それぞれのため、平日を通して訴求している印象があります。ただそのなかでも、土日の購買意欲を促すために金曜日の投稿数が最も多くなるのは、他ジャンルと同様でした。
⑥暮らし/学ぶ・働く
対象アカウント
全54アカウント旭化成ホームプロダクツ、ガッチャ!モール、三菱地所レジデンス、カーブス、シャンブル、Mouse、ヤフー・ジャパン、食べログ、きこりん(住友林業)、ヤマト運輸、ベルメゾン、ライザップ、郵便局 [ぽすくま]、フェリシモ、ホームメイト・リサーチ、レオパレス21、P&Gマイレピ、大東建託、ファーウェイ・ジャパン、アットホーム、Y!mobile (ワイモバイル)、スタジオアリス、NTTドコモ、ソフトバンク、NTTコミュニケーションズ、クラブパナソニック、au、LOVE in Action、エーザイ セルフケア、ふくしま応援隊、Lidea by LION、積水ハウス、長谷工グループ、フィールドキャスター、SNSカウンセリング~ココロの健康相談~、たまひよ、東京個別指導学院、タウンワーク、マイナビバイト、生涯学習のユーキャン、スタディサプリ高校講座・大学受験講座、エンバイト、進研ゼミ、エン派遣、こどもちゃれんじ、エン転職、バイトル、パン田一郎、an、いぬ・ねこのきもち、KUMON、スタッフサービスグループ、スタディサプリ、ホリプロ保育園
時間別
10時~12時台の午前中と、17時~18時台の夕方の時間帯に大きく二分する結果になりました。
午前中しか投稿していない「バイトル」や「シャンブル」に対して、夕方以降でしか投稿していない「エーザイ セルフケア」や「進研ゼミ」など、各アカウントの戦略が見受けられます。他ジャンルに比べてわかりやすく投稿時間帯の傾向が出ています。
曜日別
やはり金曜日が一番多くなりますが、平日も全体的に多い傾向です。
このジャンルには、教育事業や派遣事業、運送事業や通信などさまざまな企業が属しているため、それらの戦略の違いが、相関のあまりない結果になる要因だと考えられます。
⑦お出かけ
対象アカウント
全29アカウントJR九州、クラブツーリズム、BMW Japan、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、TOHOシネマズ、Honda、カーセンサー、AIRDO、エクスペディア、サンリオピューロランド、グーネット、ボートレース、MINI Japan、Hotels.com Japan、Suica、ダイハツ、ソラシドエア、ラウンドワン、JTB、JAL、ジェットスター、TOYOTA、劇団四季、ENEOS(JXTGエネルギー)、ANA、エイチ・アイ・エス、東京ディズニーリゾート、七夕プロジェクト2018、女子高生ミスコン
時間別
昼食時と夕方の時間帯に投稿が集まっています。モバイルが見られる時間に合わせて投稿する、各アカウントの戦略が伺えます。
曜日別
金曜日の投稿本数が、次点の木曜日に比べても約2倍と、突出しています。
同ジャンルは土日の外出に向けて情報を訴求しているため、土日のアクションに最も大きな影響を与えうる金曜日に多く投稿していると考えられます。
⑧お金
対象アカウント
全15アカウントかんぽ生命【かんぽくん】、イオン銀行、明治安田生命、宝くじ、全労済、smart WAON(スマートワオン)、イオンカード、あいおいニッセイ同和損保、楽天カード、電子マネーnanaco、アメックス、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、りそなグループ、三井住友銀行、SBI証券、クイックペイ、アフラック、JCB、オリコ、SMBCモビット、住友生命
時間別
12時台の投稿が、他の時間帯とは桁が異なるほど突出しています。この正午をはさんで、10時~19時が平均的な配信の時間帯だといえるでしょう。
「住友生命」や「みずほ銀行」など、多くの企業が正午頃を中心に、上記の時間帯で投稿しています。
曜日別
土日の投稿はほぼ見られず、平日、特に金曜日に投稿が集中しています。
⑨メディア・エンタメ
対象アカウント
全272アカウント有吉弘行のダレトク!?、妖怪ウォッチ、相棒、大河ドラマ「西郷どん」-SEGODON-、超!タテアニメディア、世界の村のどエライさん、IKEFES、コンフィデンスマンJP、モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー、リメンバー・ミ―(ミュージック)、Missデビル 人事の悪魔・椿眞子、オドモTV、シグナル 長期未解決事件捜査班、シブヤノオト、フジテレビ☆S-PARK、フリーマガジン/フリーギャラリー、火曜ドラマ「花のち晴れ」、崖っぷちホテル!、金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」、正義のセ、日曜劇場「ブラックペアン」、木曜ドラマF「ラブリラン」、連続テレビ小説「半分、青い。」、FNN LIVE、キミだけにモテたいんだProject、ディスカバリーチャンネル 番組情報、ドラマ「やれたかも委員会」、私の守護神 ウラーザくん2、青春高校3年C組、天才バカボン、U-NEXT、ドラマL「幸色のワンルーム」、絶対零度~未然犯罪潜入捜査~、超!アニメビーンズ、M-1グランプリ、グッド・ドクター、サバイバル・ウエディング、ゼロ 一獲千金ゲーム、フジテレビ系音楽情報番組「Tune」、火曜ドラマ『義母と娘のブルース』、金曜ドラマ「チア☆ダン」、健康で文化的な最低限度の生活、高嶺の花、探偵が早すぎる、OMNIA’S NEXT、PRINCE OF LEGEND、日曜劇場「この世界の片隅に」、今日から俺は!!、マーベル、金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』、土曜ドラマ「ドロ刑」、黄昏流星群~人生を折り返し、恋をした~、僕らは奇跡でできている、ドラマL「深夜のダメ恋図鑑」、ブラックスキャンダル、連続テレビ小説「まんぷく」、火曜ドラマ『中学聖日記』、日曜劇場『下町ロケット』、芸能人格付けチェック、SUITS/スーツ、旅スルおつかれ様~ハーフタイムツアーズ、獣になれない私たち、ライブレボルト、山崎貴、LINE LIVE HITS!、ランティス、葉加瀬太郎サマーフェス、Billboard JAPAN、MOYA GamesTV、LIVEミュージックチャンネル、村松亮太郎、Ultra Japan、他202アカウント
時間別
18時台の投稿数が最も多く、12時頃と、17時~22時台の2つの時間帯が中心となっています。
さまざまなジャンルのニュースや情報、ドラマ・映画などの娯楽に関連するアカウントが多いため、お昼休みや1日の仕事・学業が終わって自宅でくつろぐ時間帯を狙っているという戦略が伺えます。また、ニュース系は、速報配信などの即時性が重要視されます。他のジャンルには見られない、23時から早朝にかけての投稿本数がそれなりに存在するのも、このためだといえるでしょう。
曜日別
曜日別の投稿数に大きな差異は出ていませんが、日曜日から金曜日にかけては増加していく傾向があります。情報・娯楽ジャンルにおいては、曜日よりも日時の方が、訴求のタイミングとして重要であるためだと考えられます。しかし、他に息抜きの手段が多い土日に比べると、平日の投稿が多くなっています。
3.まとめ
企業が商品やキャンペーンを始めとする情報を、ユーザーにリアルタイムで直接届ける手段として存在感を増しているSNS。このSNSの公式アカウントから行うメッセージの配信は、ブランドファンの育成や消費行動に直結しやすいものといえます。なかでもLINEは、高いアクティブ率を誇り、メッセージ配信においては開封率・反応率が非常に高いSNSです。しかし、そのアクティブ率の高さゆえに、あまりにもメッセージの配信頻度が多い場合や、ターゲットの生活スタイルにそぐわないタイミングでの配信をした場合、即ブロックされてしまう危険性もあります。
メッセージ配信による効果の最大化を狙うのであれば、本記事を参考にしつつ、自社のターゲットの年齢・生活サイクル・ニーズなどとマッチした配信計画を立てることが重要でしょう。また自社の情報が受け入れられやすい時間帯・曜日を見つけるために効果測定を行うことも必要です。例えば12:01や12:28のように、数分だけ前後にずらすような工夫なども加えてみて下さい。
コメント
コメントを投稿