様々なサービスのシステム状況ページをまとめて比較してみた

様々なサービスのシステム状況ページをまとめて比較してみた:


はじめに

様々なクラウドサービスが普及してきたことで、何か問題が発生したときに各サービスのシステム状況を確認することが増えてきました。

サービスごとに見せ方が違くて面白かったので、ごく一部のサービスのみですがまとめて比較してみました。


システム状況ページ一覧


Apple

https://www.apple.com/jp/support/systemstatus/

Safari

初期表示ではシステム状況が折り畳まれています。


システム状況_Apple_Safari_1.png


[+]ボタンをクリックするとリスト形式で表示されます。


システム状況_Apple_Safari_2.png


Chrome

理由はわかりませんが、Webブラウザによって表示が異なります。

(条件もWebブラウザなのかわかりません)

個人的にはChromeの方がひと目でシステム状況がわかって見やすいです。


システム状況_Apple_Chrome.png


Appleはシンプルで無駄がなく、システム状況においても洗練されたデザインだと感じました。


Microsoft Azure

https://azure.microsoft.com/en-us/status/

リージョンが非常に多いため、表形式でまとめられています。

タブと横軸をリージョンにあて、縦軸にサービスがあてられています。


システム状況_Azure.png


Microsoftらしいデザインと色使いです。

わかりやすい凡例が画面右上にあり、英語が苦手でも簡単に把握できるようになっています。


AWS

https://status.aws.amazon.com/

縦軸と横軸はAzureと同様です。


システム状況_AWS_1.png


スクロールしていくと、過去のステータス履歴も確認できます。


システム状況_AWS_2.png


全サービスとリージョンの組み合わせにRSSがあるのが素晴らしいです。

IFTTTやSlackなどと組み合わせれば簡単に通知の仕組みを作れそうです。


GCP

https://status.cloud.google.com/

横軸に日付、縦軸にサービスがあてられています。

現在のシステム状況は一番右のアイコンで示されています。


システム状況_GCP_1.png


凡例はページの最下部にあります。


システム状況_GCP_2.png


がっつりマテリアルデザインではないですが、Googleらしいデザインです。

現在と過去のシステム状況が同時にひと目でわかるのがいいです。


Firebase

https://status.firebase.google.com/

Googleが展開しているサービスなので、GCPとほぼ同様のデザインです。


システム状況_Firebase_1.png


凡例の位置も同様にページの最下部です。


システム状況_Firebase_2.png


GCPよりマテリアルデザインが強いです。

問題の発生期間もわかりやすく表しています。


Fabric

http://status.fabric.io/

サービスの数が多くないため、非常にシンプルな表示となっています。

過去の問題もすぐ下に最新順で並んでいます。


システム状況_Fabric.png



Office 365

https://portal.office.com/servicestatus

こちらもサービスの数が多くないため、シンプルな表示です。


システム状況_Office365.png


エンドユーザー向けのサービスだからなのかはわかりませんが、正常を示す表示が画面の半分以上を占めています。

異常時にどのような表示になるのかが気になるところです。


おわりに

いかがでしたでしょうか?

URLも専用のサブドメインとしていたり、通常のドメインの後ろに「/status」などを付けたりと違いがありました。

みなさんも 自作サービスのシステム状況ページを作る際にはぜひ参考にしてください

(なかなかないかもしれませんが)

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