任意のインスタンスタイプでAWS Cloud9を動かす

任意のインスタンスタイプでAWS Cloud9を動かす:


要約

1.AWS Cloud9は初期設定で指定できるインスタンスタイプに偏りがあります。

2.一度初期設定を済ませ、その後にインスタンスタイプを変更すれば、好きなインスタンスタイプでCloud9を使えます。


この記事が書かれた経緯

今回、IDEやその他開発ツールを満足にインストールできない環境からコードを書くために、AWS Cloud9を使うことにしました。この記事はその過程でちょっと見つけた小ネタです。


Cloud9環境を作る

こちらの記事の通りにやってみて、全てうまく行きました。

「AWS Cloud9を動かしてみた」
https://qiita.com/icck/items/7705ef6871e261d6535e

上の記事にもありますが、Cloud9の設定画面では、選択できるインスタンスタイプがやけに少ないですね。

記事の内容を参考にしながら「Other Instance Type」を開いてみましたが、実はこちらの選択肢もそれほど多くはありません。


c9-2.PNG


特に、t3が使えないのは釈然としないなぁ。上の参考元の記事はt3登場前に書かれているものですが、t3登場後に書かれていたら、著者の方もそう思っただろうなぁ…と思います。

とはいえ、ないものは仕方がないので、ひとまずこの中からインスタンスタイプを決めます。


インスタンスタイプを変える

でも大丈夫。相手はたかだかEC2です。一度インスタンスを停止してインスタンスタイプを変更してしまいましょう。

なお、この際にブラウザからCloud9のIDEを開いたままでいると、コンソールからインスタンスを停止してもCloud9がインスタンスを起動しようとするため、インスタンスタイプを変更できませんでした。


c9-3.PNG


今回はこれで、t2.smallから、安くて高性能なt3.smallに変更してみました。

また、インスタンスタイプを変更した後でも、Cloud9側で設定したCost-saving settingがちゃんと生きているのは確認できました。

では、また何か、面白そうなものがあれば書いてみます。

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