ビッグデータ見える化で分かる「脱毛業界」【スクレイピングによる"悩み"の可視化】

ビッグデータ見える化で分かる「脱毛業界」【スクレイピングによる"悩み"の可視化】:



ビッグデータ見える化で分かる脱毛業界


電車内に「脱毛」の広告が多いと感じる方も、多いはず!

今回は、

  • 他業界でも役立つ「有益な知見」が得られるのでは?
  • 自身の「プログラミング」「データ分析」技術を試したい!
  • 悩み2位の「コンプレックス系」(身体関連)の代表を見える化したい
などの理由で「脱毛業界」を分析しました。

「Yahoo知恵袋」ビッグデータ分析結果(野田工房Twitterより)


悩み一覧.jpg


<日本人の悩み【TOP7】>

1位:体調が悪い

2位:コンプレックスがある

3位:仕事を辞めたい

4位:勉強が難しい

5位:妊娠・出産が怖い

6位:胃腸が弱い

7位:恋人と別れる

<分析して分かったこと>

・身体は「資本」(※特に女性はデリケート)

・日常の「会社」「学校」関連の悩みがそれに続く
ちなみに、

  • 1位:「痛い」→「肩こり・腰痛」「生理」…
  • 2位:「コンプレックス」→「脱毛」「育毛」…
  • 3位「仕事を辞めたい」→「転職」「副業」…
  • 4位「勉強が難しい」→「英語」「資格」…
  • 5位「妊娠・出産・子育て」→「妊娠」「出産」「子育て」…
  • 6位「お酒」→「胃腸薬」…
  • 7位「恋愛・別れ」→「出会い」「婚活」…
となっています。

随時、分析結果を公開予定です。


1.「野田工房」の自己紹介



nodakobo2.png


これまでは「プログラマ・カラオケ制作」の肩書きで活動してきました。

  • プログラミング:18年

    作成ツール200以上/雑誌・新聞掲載50回以上/文部科学大臣賞受賞
  • ホームページ制作:24年

    野田工房公式サイト/子育て系サイト/音楽サイトほか
  • 音楽活動:20年

    YouTube:1,500万再生/nanaフォロワー:7万人/カラオケ制作:300曲
しかし、ここ数年は、


  • 「体調」を大幅に崩す

  • 「寝たきり状態」が続いた
ため、ほとんど活動できませんでした。「働き方」を根本的に見直す必要に迫られ、

  "成果"につながる「ビッグデータ分析者」

の肩書きで活動することにしました。本記事は、その第1弾です。

1ヶ月後には、ビッグデータ分析結果を毎日、


  • 「YouTube動画」×1

  • 「ブログ記事」×1

  • 「Twitter」×1
に投稿できるようになりたいと考えています。


2.スクレイピング・分析は「VB.NET」

今どき、データ分析は「Python」だと思いますが、

  • 20年以上使っていて「使い慣れている」

  • 「ライブラリ化済」で小回りが利く
ことから「VB.NET」を使用しました。


3.可視化は「マインドマップ」



マインドマップ


「XMind」「FreeMind」など「マインドマップ作成ツール」は、

  • 項目が多いと重たくなる
  • ちょっと使いづらい
という点で、私には合いませんでした。

HTML+CSS+JavaScriptを使用しました。


4.データ分析の切り口は「5W1H」



ビッグデータ分析の切り口


一般の方にも馴染みのある「5W1H」で分析しました。

(ビジネスモデル観点での分析も有効だと思います。)


5.「脱毛業界」の分析結果

以下に、分析して得られた知見を共有いたします。



注意事項


「ネット情報」が元のため、

  • データに「偏り」&現実と「ズレ」があります
  • 得られた知見の「一部」のみ公開します
  • 本データは「ご自身の責任」で参考にしてください
  • 本データ活用による「一切の損失の責任」は負えません


(1)時間(When)



脱毛時期・きっかけ


  • 夏に向けて「肌露出」が増える

  • 「ビキニラインの脱毛」に迫られる
ことから、脱毛需要は「夏」に向けて高まります。

  • 「会社帰り」

  • 「月1」「脱毛サロン」に寄る

  • 「30分以内」の施術
が一般的です。

夏場・キャンペーン時は混むため、脱毛需要が少ない「秋冬」が穴場です。


(2)場所(Where)



脱毛の時間


「駅周辺」の店舗が人気です。


  • 「美容」目的の「脱毛サロン」「エステ」

  • 「治療」目的の「クリニック」「美容外科」
などがあります。

異性がいると気まずく、居心地が悪いため、

  • 「女性専用サロン」
  • 「メンズサロン」
など「性別を絞ったサロン」の需要があります。


(3)人(Who)



登場人物


ターゲット顧客は、性別や年齢を問わず、幅広いのが特徴的です。

  • 子連れの「主婦」
  • 思春期で毛が気になりはじめる「学生」
  • アニメ、ゲームの「コスプレイヤー」
が穴場です。

接客・施術を行う担当者は「スタッフ」と呼ばれます。スタッフは、女性にも男性にも受けの良い「女性スタッフ」の需要があります。


(4)物(What)



脱毛商品


脱毛商品は、

  • 施術時に塗る「脱毛ジェル」
  • 施術後に塗る「保湿ローション」
脱毛部位は、

  • 「ワキ」
  • 「全身」
  • 「VIOライン」
の需要があります。自宅で手軽にでき、敷居の低い

  • 「家庭用脱毛器」
  • 「脱毛- 除毛クリーム」
  • 「脱毛石鹸」
  • 「脱毛スプレー」
が穴場です。


(5)理由(Why)



脱毛理由


  • 「夏に水着を着る」
  • 「カミソリ負け」
  • 「毛が濃い」
  • 「自己処理が面倒」
が代表的な脱毛理由で、ゴールは

  • 「美肌」「つるつる肌」

  • 「自己処理」からの開放
です。


  • 「友人の口コミ紹介」(信頼できる)

  • 「結婚式」に向けた「ブライダルエステ」

  • 「妊娠中」の脱毛
  • 「ワキ/アソコの黒ずみ・臭い解消」
  • 「男性受け」
  • 「自信を持てる」
が穴場です。

脱毛サロンによっては、脱毛は「集客手段」(フロント商品)として使い

  • 「別の美容メニュー」
  • 「商品販売」
をバックエンドで行うところもあります。


(6)状態(How)


【状態1】「脱毛前」



脱毛前→来店


脱毛前の顧客は、

  • 「脱毛技術」
  • 「自己処理方法」
に関心があります。

  • 口コミ集客効果の高い「友達紹介割引」
  • 学生向けの「学割」
  • 「バースデー割引」
などの「キャンペーン・割引情報」が穴場です。


【状態2】脱毛サロン「来店」

脱毛サロン来店時には、一般的には、

  • 「カウンセリング」
  • 「脱毛体験」
  • 「勧誘」
があります。

  • 説明の丁寧さや、有名ブランドなどの「安心感」
  • 待ち・施術の「時間の短さ」
  • 店内やスタッフの「清潔感」
  • 店の雰囲気や接客などの「高級感」
「ポジティブ」意見として多く、


  • 「予約」がとりにくい・取れない

  • 「接客レベル」が低い

  • 「勧誘」が強引でしつこい

  • 「スタッフ」が毎回変わり、仕上がりが毎回異なる
などが「ネガティブ」意見で多い傾向があります。

これら、


  • 「ポジティブ」意見

  • 「ネガティブ」意見
を参考に「顧客満足度」を上げ「差別化」することが求められます。


【状態3】「契約」(・解約)



契約→解約


契約時は、

  • 「脱毛コース・プラン・パック」
  • 「支払方法」
などを選び、契約後に

  • 「予約」
  • 「予約変更」
を行います。

  • 学生を対象にした「学割」
  • 「医療ローン払い」
  • 「解約」
が穴場です。


6.「典型顧客」のペルソナ

「典型的な顧客像」は、次のとおりです。


典型顧客のペルソナ



7.「ニッチ顧客」のペルソナ

「ニッチ顧客像」(アフィリエイトと相性が良い)は、次のとおりです。


スライド9.PNG



8.「ビッグデータ分析者」(データサイエンティスト)に求められること


(1)最新技術は「未成熟」

近年、


  • 「ビッグデータ分析」(大量のデータから有益な知見を得る)

  • 「ブロックチェーン」(仮想通貨が実験場)
  • 「人工知能(AI)」「ディープラーニング」
  • 「マーケティングオートメーション(MA)」

  • 「RPA」(事務処理の自動化)

  • 「IoT」(センサや家電など、物がネットに繋がる)
など様々な用語が飛び交っています。

いずれもまだ成長段階で、

1.「学習コスト」

2.「汎用」

3.「セキュリティ」

4.「完全な自動化」

5.「価格」

など、実用に耐え難いと個人的に感じます。従来手法の方が早い場合も多いです。


(2)「ビッグデータ分析」も同様


  • 「仮説→分析→検証」のサイクルを高速に回す

  • 「会社の意思決定」につなげる

  • 「数値」ではなく「人の行動」を見る
ことが「ビッグデータ分析者」(データサイエンティスト)に求められていると私は考えます。

「ビッグデータ分析」は自動化できると思われるかも知れませんが、

  • 手動での「ノイズ(異常値)除去」が必要

  • 「多すぎるデータの何に注目するか」は人間の判断が必要
など「人間が介在しないといけない余地」が多々あります。


(3)迅速な「ビッグデータ分析」が求められると考える

  • 膨大なビッグデータ(「センサ」「ログ」)が日々発生
  • 検索でヒットするサイト文字数は「3,000文字以上」が当たり前
  • 誰もが電子機器を持つ
現在、今後も情報量は爆発的に増え続けることでしょう。でも、本当に重要なデータはその中の「ほんの一部」です。


  • 「データ量」に圧倒されず

  • 「新技術」「ツール」に振り回されず

  • 「PDCA」「CA」を早く回す
結果につながる分析が、今求められているのではないでしょうか?

「人」「物」「金」「情報」・・・

大量の情報にあふれる現代、求められているのは「時間」になるかもしれません。


9.いつもの

■タイトル:

ビッグデータ見える化で分かる「脱毛業界」

【スクレイピングによる"悩み"の可視化】

■記事キーワード:

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スクレイピング

データ分析

データサイエンティスト

ビッグデータ分析

■文字数:

3215文字

■重要単語

脱毛/ビッグデータ/顧客/サロン/穴場/需要/スタッフ/可視化/知見/野田工房/施術/契約/ペルソナ/スクレイピング/マインドマップ/美容/学生/割引/来店/予約/解約/典型/ニッチ/データサイエンティスト

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