AWSでCloud9を使えるようにしよう

AWSでCloud9を使えるようにしよう:


はじめに

Cloud9を使うために、AWSアカウントを作成して、環境構築を進めていましたが、少しつまずきました。

ネットでググっても情報が古かったり、リファレンスが薄い部分があったりと苦労した部分もありました。

なので、備忘録的に一度まとめようと思います。

あくまでも自分はこうしましたという一例なのでご了承ください


①AWSアカウント取得

アカウント取得はすみませんが、省略します

Eメールアドレスやパスワード、連絡先、クレジットカード情報等を入力して、日本語自動音声電話によるアカウント認証を行い、サポートプランの選択を行うとで登録を行えます。(ざっくりなしてます)

1年間の無料枠があるので、とても便利です。


②グループ・ユーザーの作成

Cloud9を使えるようにする前に、Cloud9を使う用のユーザーを作成します。

①で作成したユーザーはルートユーザーで何でもできてしまうので、最低限の権限しかないユーザーで、操作を行います。

これはAWSのほかの機能を使うときも同様にユーザーを作成して、最低限の権限を付与するのがおすすめです。

AWSにルート権限でログインし、サービスからIAMを選択します。



iam.png


iam.png(イメージ①)

ユーザーとグループを作成することができます。

ユーザー作成の際に所属するグループを選択するので、今回はグループを先に作成します。

グループをクリックすると、グループ名の入力を求められるので、任意のグループ名を入力し、次のステップをクリックすると、ポリシーのアタッチを選べる画面に遷移します(権限を選べる画面です)



iam.png


今回はCloud9を使えるようにするので、AmazonEC2FullAccessAWSCloud9Administratorを選択して、確認画面に移動します。

グループの作成をクリックすると一覧に戻り、グループが作成されているはずです。

次にユーザーの作成です

イメージ①のユーザーを押し、ユーザーの追加をクリックする。



iam.png


ユーザー名を入力し、AWSマネージメントコンソールへのアクセスを選択、カスタムパスワードを入力し、パスワードのリセットが必要にチェックを入れ、「次のステップ:アクセス権限」ボタンをクリックしました。

ユーザーを追加画面に移動するはずです。

ユーザーを追加画面ではアクセス許可の設定で、ユーザーをグループに追加を選択して選択して、先ほど作成したグループが一覧に表示されているはずなので、チェックを入れて、次のステップに進みます。

タグの追加(オプション)では何も入力せず、確認画面に移動し、ユーザーの作成ボタンをクリックします。

問題がなければ成功のメッセージが表示されるはずです。



iam.png


成功のメッセージの中に作成したユーザーのログイン用URLが記載されているため、メモをするか、CSVのダウンロードでユーザー情報を入手しよう。

また、Eメールの送信をクリックすると、ログインの手順をメールで送ってくれるため、活用しよう


③Cloud9の環境作成

②で作成したユーザーでログインしよう

ユーザーとパスワードは②で作成した情報を入力しよう

※②のユーザー作成でパスワードのリセットが必要にチェックを入れたら、再度パスワードを設定するため、再設定パスワードで次回以降はログインしてください

サービスをクリックして、Cloud9を選択してください


iam.png


Cloud9の画面に移動すると思うので、Create environmentボタンをクリックします。

すると、名前と説明を入力する画面に移動するので、記載します。(説明は任意)



iam.png


環境設定画面に移動するので、下記設定を行います。

Environment type ----> EC2

instance type ----> t2.micro(無料なので、とりあえず)

Cost-saving setting ----> After 30 minutes(30分触らないとインスタンスが停止する設定)

次に行き、確認を行い、設定通りであれば、Create environmentボタンをクリックする

すると、インスタンスが起動し、Cloud9の画面に移動する

次回以降はサービスのCloud9をクリックすると設定した名前のインスタンスが表示されるため、Open IDEをクリックすればCloud9を使うことができます。


最後に

今回は自分が行った設定を記載しましたが、すべてではありません。

ルートユーザーのセキュリティステータスをすべて成功させる必要があります。

少し詳しく述べると、I AMユーザーやルートユーザーのセキュリティ(2段階認証)の設定やパスワードポリシーの適用などがある意味必須となります。

時間があれば追記したいです。

また、今回の設定がすべてではないので、参考程度にCloud9やAWSに触れるきっかけになればいいなぁと思います!

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