【GAS修行⑦】Googleフォーム連携の読書管理Slack BOT作成

【GAS修行⑦】Googleフォーム連携の読書管理Slack BOT作成:

・GAS熟練者への道。

・先人達のコードの「写経&コピー」の駆使の成果物のまとめ。

・第七弾

第一弾第二弾第三弾第四弾第五弾第六弾はこちら。


経緯

・「七回目か。作れるものは大量にあれど、個人的に必要なアプリはそこまでないな。」

・「今回はスクレイピングではなくて、他のGoogle Apps連携のツールにしよう。」

・「決めた。これさえあれば、秒速で管理名誉職人ですな。」

→そういうわけで、今回もサンプルアプリと仏様サイトを発見。
https://qiita.com/pchan52/items/574e930a3cc42cf7f8b9

→「また参考(※マルコピ)に作るか。」

→取り組み開始。


概要

  • Googleフォーム(読書アンケート)に回答すると、回答内容をSlcakに通知してくれる。

    →読書家として境地上げが可能。


結果

・実際の画面はこちらです。
slack.PNG


作成環境

  1. Google App Script
  2. Incoming WebHooks

    ※Slackがない場合は、一人用のSlackを開設しましょう。(何かと役に立つ。)


手順


Google Apps Scriptの設定

  • GoogleドライブからGoogleフォームを起動。

    ※Googleアカウントを持っていない人は、作成する。
    image.png

  • Googleフォームの質問等を下記のように作成

    ※自分の好きな内容でも良いが、これをベースにコードを書いていく。
    キャプチャ.PNG

  • フォーム作成後、これに紐づいたスクリプトエディタ起動。

    • フォームページ内の上部メニューの「点三つ」をクリックして、「スクリプトエディタ」をクリックして、起動。
      キャプチfdffdaャ.PNG

  • 起動したプロジェクトに名前をつける

    ※プロジェクト名が反映されるわけではないが、自分がわかる名前をつける。

    →保存。(最初の3行のままで良い。)
  • 一旦置いておく。


Slack Incoming WebHooksの設定

  • Incoming WebHooksのトークンを発行。

    • Slack内のアプリを追加したいチャンネルに行き、アプリ名をクリックして、「アプリを追加する」をクリック。
      image.png
    • 「Appディレクトリ」ページの検索欄にwebと入力して、出てくる「Incoming WebHook」をクリック。
      image.png

    • Incoming WebHooksページの「設定を追加」をクリックして、下記の項目を確認。

      • 「チャンネルへの投稿」: チャンネル名
      • 「Webhook URL」: Incoming WebHooksのトークン
        df.png

    • 確認後、「設定を保存」で保存して、Incoming WebHooks「トークン」をメモしておく。


コード

  • スクリプトエディタに戻り、下記のコードをコピーして、保存。
slack-translate.gs
function sendToSlack(body, channel) { 
  var url = "Incoming WebHooksのトークンを書く。"; 
  var data = { "channel" : channel, "username" : "ふぉーみんぐエンジェル", "text" : body, "icon_emoji" : ":grin:" }; 
  var payload = JSON.stringify(data); 
  var options = { 
    "method" : "POST", 
    "contentType" : "application/json", 
    "payload" : payload 
  }; 
  var response = UrlFetchApp.fetch(url, options); 
} 
 
function test() { 
  sendToSlack("テスト通知確認です", "#チャンネル名を書く"); 
} 
 
function onFormSubmit(e){ 
 
  var body = "回答受諾。即刻確認せよ。\nさもなくば・・・・・(*'ω'*)\n";  
  var applicant = ""; 
  var itemResponse = e.response.getItemResponses(); 
 
  for (var j = 0; j < itemResponse.length; j++){     
    var formData = itemResponse[j]; 
    var title = formData.getItem().getTitle(); 
    var response = formData.getResponse(); 
 
    // 質問内容と合わせる。(できるだけ短めに。) 
    switch (title) { 
      case "名前": 
        name = response; 
        break; 
      case "タイトル": 
        bookTitle = response; 
        break; 
      case "作者": 
        author = response; 
        break; 
      case "ジャンル": 
        genre = response; 
        break; 
      case "一言感想": 
        impression = response; 
        break; 
      case "購入URL(任意)": 
        buyUrl = response; 
        break; 
      default: 
        break; 
    } 
  } 
  var bodyPublic =  
      body + "「名前」 : " + name + "\n「タイトル」 : " + bookTitle + "\n「作者」 : " + author + "\n「ジャンル」 : " + genre + "\n「「一言感想」 : " + impression + "\n「URL」(Amazon等) : " + buyUrl; 
  sendToSlack(bodyPublic, "#チャンネル名を書く"); 
} 
※以下の項目を自分のものに変えるのを忘れない。

   ・Incoming WebHooksのトークン(先程メモしたもの。)

   ・Slackチャンネル名(test関数とonFormSubmit関数の中の2つ。)

  • 自分のコードに書き換えて保存。
  • 保存後、「test」関数を実行して、テストメッセージ通知確認。

    • スクリプトエディタ内の上部メニューの「関数名」の部分を「test」に変更して、二つ左の「▶」ボタンで実行。
  • 通知確認後、フォーム押下の時にコードを実行してもらうために、トリガーを設定。
    • スクリプトエディタのタブメニューの「編集」→ 「現在のプロジェクトのトリガー」をクリック。
    • トリガーを作成して、下記の画像のように設定。
      dsfsfafaf.PNG

  • 保存後、実際にフォームに回答して動作確認。

    • フォームページ内の上部メニューの「送信」ボタンをクリック。
    • フォーム送信設定ページ内の「クリップ」のボタンをクリックして、そこのURLをコピー。
      tempsnip.png

    • そこのURLにブラウザからアクセスすれば、実際のフォームに飛ぶので、回答する。
    • 回答後、送信する。
  • 正常に動作すれば、完了。


まとめ

  • 今回は、Googleフォーム連携ということで、日程調整や軽いアンケートにも使えると実感。
  • LINEへの応用も簡単だが、今回はSlackで作成したい衝動を抑えるつもりもなく、従順になる。
  • これを見てくださるエンジニアの皆様、

    「そんなコードで満足してるとか、お前はまだまだ俺らのステージへは上がってこれなさそうだな。」とか

    「俺ならこれの何倍も簡単かつ効率的な管理ツール作れまっせ。」等の意見を何卒お待ちしております。


参考

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