駅伝競技者に対する不適切な鉄剤注射、中学校でも行われていた可能性

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高校駅伝の一部強豪校で、選手に対し不適切な貧血治療用の鉄剤注射が行われていたことが報じられている(ヨミドクター産経新聞)。


鉄剤注射は、陸上の女子長距離選手を中心に2000年頃から全国に広まったそうで、持久力が向上するとも言われているようだ。鉄剤はドーピングの禁止薬物にはなっていないが、鉄分過剰によって肝臓や心臓、甲状腺などに機能障害などが引き起こされる可能性もあるほか(読売新聞)、体本来の能力を低下させる可能性もあるという。


さらに、中学から鉄剤注射を打ち始めたとの証言もあるそうで(読売新聞の別記事)、日本陸上競技連盟は各競技団体と協議して対策を進めていくという。

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